夕闇に色を無くしてゆく景色の中

ランタンの光に照らされたサイトは

浮かび上がってゆくのが夜のキャンプサイト







全ての灯火に火がともって気付いたのは







CABANONの異変

前室を作り出す鉄骨の足位置が悪いのか

はたまた縮んでしまったのか







それこそこいつは明らかに浮いている

往年の名作ゲームパックマンのモンスターさながらの浮き 笑

足を切るか足位置を掘り下げるか

何れにしても今後の設営には工夫が必要だ。

手の掛かる子ほど可愛いと言うが

絶版のビンテージ幕には惜しみない愛情が必要という事。







仙台市のベッドタウンに当たる水の森公園一帯のこのエリア

ここ30年で見事な変貌を遂げ星の数は

年々少なくなっている。

花見キャンプの位置付けでやって来たものの

場内の桜は管理棟前に一本だけだ。







夜は森のように見えるこの木々の直ぐ向こう側は

通勤時刻ともなれば驚くほど交通量のある市道だが

日曜のこの時間は静か過ぎるくらいだった。







昼から続いた宴は佳境に差し掛かっていた。

前回の不動尊公園で皆んなが帰ってからの静寂を

トクトクと伝えていたお陰で

きっと帰りづらかったのかもしれないが

夜遅くまで居てくれた。







そんな心遣いが優しさの一つだと理解できるのが

このキャンプ仲間達

ありがたかった。







みんなを送りCABANONの中へ







普段グルキャンの時ならこの後、軽い二次会と称し

ナイトキャップカクテルでも飲んでシュラフに入るわけだが

楽しい夜を過ごした2人には、最後の一杯という体力気力もなく

ごそごそとシュラフin 意識はあっという間に遠のいていった。







暖房の必要のない春キャンプはこうして終わった。

氷点下だとか、朝起きたら一面の銀世界だとか

ほんのひと月前まで当たり前だった冬の様相は

どうやらもう来季までおあずけだという実感のある暖かい朝。







巷ではいよいよ本格的なキャンプシーズン到来、人出も今後は増えてゆく。

今年はどんなキャンプ地と出会えるか

それを楽しみに東北をひた走る今期キャンプ三昧のスターティングキャンプ

水の森公園キャンプ場にありがとう。


あ…焚火するの忘れてた 汗





にほんブログ村皆様の励ましにいつも感謝しております！