芋煮キャンプ危うし!9月連休は痛恨の満サイト

劇団にひき

2020年09月30日 11:51

9月連休

コロナの影響下、未だ本調子には程遠い状況

暦(こよみ)通り休んでもバチはあたらない。

そんな具合で三連休を取ることに…

と言っても随分前から画策していたのだけれど

目的地にほど近いスーパーで買出し中に

LINE電話を受けた。







この日は二夫婦と一家族でのグル

まもなく合流する段取りのGAOさんからだった。

「キャンプ場に着いたんですが…ちょっとここは…」

駐車場も満車状態でこれからキャンプ設営できる

状態ではないと、そんな現況報告だった。







「ウソ!まじかおい」

疑ってみてもしょうがない

何せ、前日に予約可能か連絡を入れた時に

管理人さんからは

「予約は必要ないですよここは
混んだことがないし広いから…!」

…そのような返答だったのだ。

蓋を開ければ連休に人が押し寄せてきたとそんな具合である。

後から聞いた話ではちょっと前にこのキャンプ場で

人気テレビ番組のロケがあり

ちょうどOnAirされた翌日というタイミングだったとか…

これまでの経験上キャンプ地を当日変更する事は

しょっ中ありやぶさかでない私達だが…理由が理由なだけに

どこに場所を変えても同じ事になるのでは?

そんな不安が頭をよぎる。

その直後…この日共にキャンプをする事になっていた

もうひと組chaiさんも現地到着し連絡がきた。

「ちょっとここは無理です」との最後通告

急遽、近場のキャンプ場を地元である

chaiさんより提案された。







『そこはアユパーク船形』

現地を聴いた瞬間

あぁアソコなら空いてるかもなぁと瞬時に想像ができた。

何せ四年前に一度幕営していたキャンプ地

なるほどその手があったか…

普段のキャンプだと日曜inは

一般の方が設営し終わったタイミングだが…

連休となると絶望的に不利になる

chai家の機転のお陰で新たな候補地はガラ空きだった。







前回訪れた際はアユパークの基点となる場所だったが

今回は川沿いに並ぶ東側芝生広場…もちろん無料

幕は自粛前春先以来となる

MLIMA BAHARI 4

安定の鉄骨で二泊を快適にという選択







時折雲は多いが雨の心配はなさそうなコンディション

…と思ったら…設営完了を待っていたかのように

数分雨がパラついた。

それぞれchai家のタープ下に荷物を持ち寄り

グルキャンのスタートとなった。

乾杯は久々デュベル、キャンプ仲間のモンちゃんからの頂き物

夏に美味いさわやかな苦味のベルギーIPAだが…

ずっと忘れ続け開栓は秋になってしまった。







もちろん設営で汗ばむくらいの気温なので

美味いのなんの

度数が10度近くあるので国産ビールのように

喉に流し込むと一発でフラフラになってしまう

ゆっくりまったりとスタートを切った。







メンバーから見てこの日はウィスキーキャンプに違いないと

我が家のファーストメニューは手作りマロングラッセ

くぐらせ漬け込む甘味タレは

マイヤーズラム+ラフロイグ10年がベースの超絶大人味

ある意味ウィスキー好きじゃないと

美味しく食べれないマニアな味わい 笑







その隣ではGAOさんがタコ焼きを披露







正直、お店レベルのふわふわタコ焼き

若い頃私はタコ焼きの生焼け感が苦手だったのだが

明石焼きを食べて以来好きになった

それを思い出すフワフワ感

タコ焼き好きの妻は大喜びだった。







chai家はと言うと…

出ました山形芋煮







昨年10月ー当ブログ記事にはしなかったのだが

山形芋煮最強

と言わしめた伝説の芋煮の登場に期待がかかる。







夕刻のまったりなひと時は

献上酒として珍しいモルトを準備




シェリー樽系では私個人の中では

マッカラン以上と評価しているグレンドロナック

そのピーテッド…フェノール値25ppmという触れ込みは

数値上ボウモアのフェノール値20ppm以上だが…

そこはハイランドモルト

ピート臭はなく甘く柔らかなスモークの印象。







ここで芋煮が振舞われた







あまりの美味さに写真を撮り忘れたので

上記の画像は昨年のchaiさんのもの







笑顔の絶えない和やかな会はしっぽりと進む

私のオーダーでGAOさんに作って頂いた

試作品のお披露目が場を盛り上げたもの







川沿いならではの美しい夕景が始まった。







今年は初夏から







キャンプと言えば素晴らしい夕景に出くわし







ちょっと美的感覚のレベルが変わってしまった 笑











その後、焚火を囲みchai家のご長男と

二人じっくり話をする時間があった。







彼とキャンプで会うのは何回めだろうか?

人様の御子息なので意識的にこれまである程度の距離感で

接していたものだが…焚き火の炎のお陰様

家族との関係について

男とはどうあるべきか

失敗なんて恐れることはない

むしろ沢山する方が糧になるだとか…

そんなような話

じっくりと心根を語りあえる

良き時間だったのを薄っすら覚えている。







…というのも飲み過ぎて翌朝は記憶なし 笑

「意外にいい話してたと思うよ」

妻はそう言っていたけれど

彼の心に響いたかどうか…この時点では

全く分からなかったけれど。



翌日、私達夫婦を残し仲間達は撤収となった。

撤収前はGAOさんとじっくり未来の話を

沢山したもの。







名残惜しい別れ際

chai家御長男が車から降りてきて

右手を差し出してきた…

これは握手でお別れという事

前回も前々回もそのような事がなかったので

一瞬狼狽したものだが…

「またおじさんとキャンプ一緒にやろうな!」

私が言うと「はい!」と笑顔の彼

つまりはきちんと心に響いていたのだろう

それと同時に…

これはchai家の御子息がchaiさんの息子さんという冠を取り

私達のキャンプ仲間になった瞬間だったように思う。


それがキャンプ





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