ワイルドキャンプで感じたキャンプスキルの円熟味

劇団にひき

2017年03月14日 12:13

ちょっといい感じ

TATONKAは直張りでメガホーンIIから

三角の屋根動線を作った。







三天に三角TATONKA

きっと一般的には三天にはムササビとかヘキサタープなのだろうが

TATONKA一枚を変幻自在に操るのが我が家。

なぜならこれしか持ってないから 笑



こんなビジュアル滅多に見ないそんな張り方レイアウト

独創的かつ合理性の融合を考えたらこの時期にぴったりだった。







3月の晴れ間のこの時期、春を感じる日中の二桁気温から

殺意すら感じる温度差を体感するのが3月キャンプ

TATONKAオープンタープをクローズドで張った日には

熱効率という観点からいうとこの上ない幕営になる。

高気圧に包まれた天気図だが、春先の突風への用心も兼ねてみた。







数ヶ月振りにメガホーンIIで挑むワイルドキャンプ

地元の自治体に広義の許可を得

上下水道もない営地に今宵の居を構えた。

ラグジュアリーなキャンプはそれはそれで心地よいものだが

人真似じゃないこんなワイルドキャンプが一番好きだ。

誰も知らないこの営地には春の花々が点々と咲いている。












遠くに見える山の稜線

まだ蕾も確認できない枯れ枝の桜並木

時折、けたたましいキジの鳴き声が響く

2016/12/27

年越し差し迫る12月、ここに来た時は

まだ緑色だった地面は、一度枯れ、新緑の芽吹きの時期を迎えていた。







到着が遅れたせいで、一段落ついたその時は

気付けば遠く西の稜線に夕陽が触っていた。









広大なフィールドを今夜は貸切りソロキャンプ







…じゃなかった。

遠路はるばる山形からキャンプ友が合流しての

お久し振りキャンプ。







N氏の到着は、こんな夕暮れのシチュエーションだった。







冬キャンプには出かけないという彼との幕営は

昨年の猪苗代湖キャンプ以来

義経焼きという米沢名物のラム焼き肉をご馳走したい

何度も言っていたその約束がついに実現だ。







先週二年ぶりに購入した炭にライターで一発着火。

松ぼっくりが5〜6個あればチャコスタいらず。

着火から使用までの時間が待ち切れずしばらく

炭火とは遠くなっていたが

道具いらずでこんな簡単な炭起こしに今更気付くとは…笑







煙はかすかに流れる空気に乗ってタープの外へ排出されていた。

何もかもが計算通り

キャンプスキルってこういう事も含むのだろう。







日没を迎えると、真逆の方角から昇る月

満月の夜は明かり一つないこの営地にはありがたい。







キャンプスキルの円熟は必要としていた道具を不要にし

できることのバリエーションはそれでも変わらなくなる。





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