おしゃれキャンプを豪雪の雪中キャンプで表現するならこんなスノーアクト in とことん山キャンプ場

劇団にひき

2017年02月16日 12:00

昨年の2月は雨に降られ、かなりのキツイコンディションだったというが

今年は大寒波の真っ只中ここ2、3日で一気に雪嵩は増し

到着時のロケーションは正に豪雪キャンプの様相

時折チラつき視界を白一色に染める雪景色は美しいの一言

しんしんと舞う雪に煩わしさは微塵もなかった。







とことん山の雪中キャンプでは、荷物はソリ使用の手運びとなるため

最小限にとどめるのがコツ

ただ、妥協できない部分もあり結局のところ

ソリ一回半でキャンプスタートとなった。







先客の跡地を利用させて頂いたお陰で

設営に難儀する事がなかったのが幸いで

有り余る体力は別な事に回せる余裕の雪中キャンプ

最大の楽しみは、スノーシェルターでの宴席と

そしてとことん山お馴染みの雪灯籠の仕込み







今年は雪の壁に穴を開けるだけのいわゆる普通の

雪灯籠では飽き足らず、こんなひと工夫を施してみる。







雪で煉瓦を作り交互に組み上げて行く。

ちなみに作業もアイデアもkimu君頼り 笑

100均で仕入れたプランターに雪を詰めて固め







互い違いに組んで行くだけだが

この作業がなかなか楽しい(作業はkimu君だが…)

出来上がったこれにロウソクをインサートすると…

ロウソクの数が少なくても美しいイルミネーションが出来上がるという算段だ。







夕刻を待ち試験点灯!!







おおおいい感じじゃん!

光の演出でアラフィフのオッサンと

老け顔の二十代kimu君が喜ぶ

ちょっとだけシュールなトワイライト

それでも…








日没を迎えるとそれはそれは

ムード満点の雪の回廊が出来上がった。

トイレに行くたびにときめきが待っているなら

ガンガン飲む気になるってもんだ。







体力勝負の豪雪キャンプにそもそもオシャレもへったくれも

あったもんじゃないが…

荷物を減らした分、見栄えもイマイチじゃ

妻の気分も上がらない

非日常感プラスアルファがこのキャンプ最高の瞬間を作る。

やるからには徹底的に遊びを盛り上げるベクトルを持っていたい







それがキャンプ







こんな素敵な雪中キャンプが


きっと今年一番の 最高の思い出だ。







やがて晴天の朝がやって来る。







夜中、テントにサラサラと積もる雪

倒壊防止のため寝たままテントを中から揺らし

雪降ろし 10センチ程度の積雪だろうか

小さい幕は雪中キャンプの煩わしさも小さくする。







kimu君の雪洞も倒壊を免れ







かつてなかった美しい朝を迎えた。









この時間だけに訪れる空の青







最後の温泉でこの上ない清々しさ







湯に映る空と木々







このキャンプを支えた敢闘賞に感謝







そして…撤収を終えソリによる荷運び

除雪が終わった駐車場にどっさり雪を積み

ポツンと佇む147







素敵な夜とかつてない美しい朝

時々シュール 笑


これだからキャンプはやめられない





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