人生最上のチェアリングコーヒータイム GWキャンプ旅③
季節外れの大雪に連泊を阻まれ
満身創痍で辿り着いた八幡平は天候も回復し
きっと午前中までは残っていたであろう雪も消え
まるで天国のようだった。
大先輩俊さんとも無事合流し
二日目の夜を迎えた。
天候の回復から雲が消えたせいだろうか
到着設営時は汗ばむほどだった気温は
みるみる下がっていく。
タープ下の焚火と暖色の灯りがありがたい夜だった。
それにしても疲れた一日
仮にコンディションが良かったとしても
BAHARIを撤収し場所を変え再び設営というのは
体力的におつりの出ない行為だと
改めて感じた一日でもあった。
頸椎ヘルニアがなければ
ここまで辛くなかっただろうか?
今更年齢のせいになどしたくなくて
抱えたハンディキャップのせいにしてみたら
少し気が楽になった。
就寝直前の気温はこのとおり。
翌朝の最低気温は久しぶりの氷点下
東の空が明るくなっている。
まもなく日の出の時間だ。
日の出を待つか、もう少し寝るか迷った挙句
体力回復のために二度寝を選んだ。
快晴の朝が始まった。
雪をまとった岩手山がそれはそれは美しかった。
ちょうど五日前に焙煎した豆を取り出す。
昔は焙煎したてや翌日でも飲んでいたけれど
今は必ず三日以上寝かせて味がのるを待ってから
飲むようにしている。
ことさら丁寧にコーヒーを淹れ
タープの外で朝日を浴び岩手山を眺めながらの
チェアリングコーヒータイム
首、背中、腕に走る痛みなどどうでもよくなっている
美しい景色、美味すぎた五日目のコーヒー
人生でもトップクラスの贅沢を実感
これだからキャンプはやめられない
こんな時、ぬけぬけと思う
帰らなくて本当によかったって
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