風を読むキャンプ 2023 日山開幕

劇団にひき

2023年04月25日 11:44

春先の風は侮れず先週は晴れたのに

キャンプ見送りするも、なんとかなったかなぁ

そんな後悔があった。

今週こそは…と、予報を見ると再びの爆風の日曜日

2週連続で風にヒヨるわけには行かない。

風を読むキャンプがこうして始まった。





キャンプ地はお馴染み日山キャンプ場

この土日が今年の開幕となる。

初日となる前日は爆風の予報ながら

ほぼ満サイトの大盛況だったらしい

一夜明けたこの日は我が家を含めて

わずか三張りという閑散としたいつもの日山の日曜日

常時5m前後の風に混ざって吹く

二桁はあろう突風が厄介な一日。





慎重なサイト選びが必要だった。

今季の日山、我が家お気に入りのフリーサイト最奥は

東側の景観を良くするために

植樹されていた松の木がほぼ全て切られていた。





これでは防げる風も防げない

結果、フリーサイト一番手前右側

日山のメインサイトと言えば…フリーサイト上段西側

吾妻連峰とその奥の磐梯山を望む景色だが

この並びはこの時期風当たりが強く

厄介な場所ではあるが北に杉林があるため

入口付近はこの杉林の恩恵で北西の風を防げて

東にはBBQハウスを備えた炊事棟もあり





西及び南風のみという立地が◎

大きく聳えるナナカマドの木の下なので

毛虫が落ちてくる事を想定しタープも張りたかった。

サイト選びで風対策は八割上手くいき

テント&タープのレイアウトで対策は万全となった。





最後にこのサイトを利用したのは

確か2018年10月の事





台風後の爆風だったけれど夕方には風は止み

今でも連絡をちょくちょく取り合っている

ゴロ松君、GAOさんと初めて会った懐かしい場所

日山と言えば…吾妻連峰に沈む夕陽を

かつて何度も堪能してきたけれど

春先の夕陽には全く期待はしていなかった。





気温はと言えば、日差しのあった設営時は

まだ着込んでいたため汗ばむくらいだったが

設営が終わりタープ下のチェアに腰をかけると

肌寒く季節外れのフリースを羽織る必要があった。





一年ぶりというか昨年の晩秋以来の日山

今年のオープン初日も大いに賑わったと聞いた。





例年、日山のオープンと言えば

桜が間に合うか間に合わないかの微妙な時期

昨年は





満開の翌日といった風情だったが

流石に今年の桜は早過ぎで

なんとか見つけた桜は数輪





それでも日山の開幕に今年も来れて良かったと

妻とは話をしたものだった。

ファーストメニューは山菜の天ぷらから





初めてここにキャンプにきた時も

山菜を天ぷらで揚げたてを食べたもの

当時は、福島のそんな場所で山菜など食べるな…と

ブログではお叱りを受け炎上寸前という

事態になったものだ。





まぁ今だから話せる話

いつの時代もアンチはいるし

批判したいだけの人もいる。

今はこう思っている…

福島はただただいいところだよって。





期待していなかった春の夕陽だったけれど…

さすが日山

思わず唸ってしまった。

お隣のサイトのソロキャンパーさんも

写真を撮っていたのが印象的だった。





春でこんなに美しく燃える夕陽って

ふと思ったのは黄砂の影響

BBQハウスの床に黄色い粉が撒かれたかのような

痕も見受けられた。

夏でも、雲のない澄み切った空の夕焼けは

これほど燃えないから。





日が沈んだ後の余韻もすこぶる長かった。

あぁこんな春の夕暮れも最高だな

…と。





風は夜まで時々吹いていたけれど





焚火の炎と風よけのサイトレイアウト

そしてギリーネットのお陰で

暖かく過ごせた春のタープ下だった。





今年の日山もきっと沢山のキャンパーさんで

賑わう事だろう。

驚いたのは、お隣のソロキャンパーさん

この日、わざわざ東京からお見えになったとか





何年か前、そうそう前回この入口のサイトに張った

2018年辺りは、マイナーキャンプ場という解釈で

記事を綴ったもの。





今や全国区にまでこの地の良さは

噂として広まっているという事実。





サイト全体はちょこちょこと手が入れられ

毎年、ブラッシュアップがなされているけれど

この地から眺める景色景観は変わらない良さがある。

どうかこの美しい景色をいつまでも楽しめますよう





それがキャンプ



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