夏にやり残した事

劇団にひき

2022年10月11日 12:14




2022年九月…心配された秋雨の影響は少なく

私達日月泊のキャンパーにとっては

願ってもないキャンプ日和りとなった。





今週は日山に行こうね

珍しく妻がホームと呼べる日山押しだった。

日山といえば、今季四月のオープン後

チェックイン時間をめぐり例年にはない

厳しい対応があったと聞いていて

以来、足が遠のいていた我が家だったのだが

夏本番辺りには例年と変わらぬ運用に戻ったとの事

この手の噂は尾ヒレが付いて広まるものだが

キャンプ場は変わらぬ活況だったようだ。





設営完了後は、近隣の名目津温泉へ





川沿いの名目津温泉付近では満開のサルスベリを始め





秋の花々が目を楽しませてくれた。





まだ夏の名残の残暑が続くキャンプ

夏と言えば、今年は一つだけやり残しがあり

ここを選んだのもそのやり残しが主な理由だった。

後述するとする。





ここ数回のキャンプでハマった

冷凍羽付き餃子

これを激酸っぱいタレで食すのがお気に入り





だいずは椅子寝に興じ





こむぎは背筋を伸ばして

何度も来たこのキャンプ地の

楽しみ方を思い出しているかのよう。





雨の心配は一切なかったけれど

高い気温を考え通気性重視のペポ





そのうちこむぎは大好きなタープ上で寛ぎ始め





これの邪魔をしにだいずもタープ上へ





一触即発の事態だが…





サッとこむぎがこれをかわす辺りは

先住猫の貫禄に満ちていた。





そして一等地にてその時を待つキャンプ猫





暖かな遮光がサイトを照らし始めた。





そう、ここ十年は毎年のように

夏の極上の夕日を楽しむために

日本海までわざわざ出向いていたのだけれど





天候不順が続いたせいできっかけを失い

今年はその機会を作れずに夏が終わっていた。





結果としてまともな夕日だとか夕焼けには

お目にかかれていなかったのだ。





そういう意味ではこの日山は(もう秋とはいえ)

この時期の最後の砦のようなもの





雲が多かったせいで山の稜線に

沈む夕日ではなかったけれど

この雲は焼けてくれる雲





こうして夏のやり残しは

成就する事となった。





サイトが夕闇に包まれ

食事の準備を





燠火でナンを焼き鶏モモ肉を岩鋳で香ばしく焼





揚げ野菜をトッピング

久しぶりのスープカレーは絶品だった。





その頃、サイトを後ろから照らす

明るい明るい月が輝き出した。

この日は十五夜の翌日の日曜日

ランタン、ヘッデンなしでトイレに行ける夜

もちろん星は見えなかった。





アッサリと雲海の朝





日山ってこんな普通のキャンプが

とってもいいなぁと思えるキャンプ場





色づき始めたナナカマドを眺めて

キャンプ場をあとにした。

帰ったら仕事

業績は目も当てられない九月だけど…





一週間頑張ろうって思えたキャンプだった。



にほんブログ村
皆様励ましに心から感謝しております!


あなたにおススメの記事
関連記事