我が家理想のキャンプ薪ストーブとは?キャンプ感を変えるお買い物SCENE3

劇団にひき

2021年12月02日 11:51




結論から言うと我が家の冬のテント内は

自宅より暖かい。





一方で冬のオープンタープ下は

焚火熱のみを熱源としており

もしそれがなければ凍えるどころじゃない

痛いくらいの冷気に見舞われる。

それでも真冬にオープンタープを

設営してきたのは





それがキャンプだから。

せっかく外の空気、景色を楽しみに

自然を感じようとキャンプに

やってきたのに幕の中にこもり

テントの壁を眺めるだけのキャンプに

なってしまうのは耐えられない。




冬キャンプの時間割


年間を通してキャンプをやっていると

季節毎の時間の経過(暗くなる早さ)の違いを

身をもって感じる事になる。





夏はいつまで経っても外は明るいまま

冬ともなると日没まではあっという間で

初めて冬のテン場に出た時

日没の早さに驚く人は多い。





設営を終え小一時間もゆっくりすると

ランタンの着火や薪の準備の必要性を

ハッと感じるのが冬キャンプでもある。





ひとたび日没を迎えれば気温は

どんどん下降し気付けば焚火なしでは

外にいられない気温になっている。

それでもオープンタープ下にいたくて

焚火に反射板をつけたり





サイトには風を緩和するネットをつけ

悪足掻きするが我が家の冬キャンプ。





とは言え午後8時を迎える頃には

焚火だけの真っ暗な景色も

見納めの時間となり





ようやく幕の中に入る事になる。

ここから就寝までは二時間ある。

これが冬キャンプの良さであり時間割。



その二時間をいかに過ごすか?

これを考え出すとテントのインテリアは

どこまでも快適である事が望ましく

今の我が家のキャンプスタイルとなった。

幕には窓が備え付けられ





他のキャンパーさんのサイトの明かりや

キャンプ場内の照明が照らす

葉が落ち枝だけとなった冬枯れの樹木が目に入る。

今や田舎であっても道路は舗装され

張り巡らされた電線と電柱がある。

目に入る景色は建物だらけ
(もちろん畑も見えるけれど)

それは人が作り上げた物だけに

囲まれる世界であるからして





キャンプでは木や空や土や草の根っこに

癒されそれを楽しめなければ

キャンプにならないと言う現実が

我が家の冬キャンプを構築してくれた。





我が家理想のキャンプ薪ストーブとは?


そのテントの中、これまで石油ストーブに

熱源を頼ってきたわけだが…

猫キャンプとなるとある種

猫中心の考え方も必要という事で

浮上したのが薪ストーブの検討だった。





我が家のキャンプにベストの薪ストーブは

何がいいのか?これを整理してみる。

以前にも述べた事があるが

薪ストーブを選ぶ際に我が家の要望は

確定していてある程度蓄熱のある

鉄製ストーブである事と

自宅薪ストーブと同様に炎の見える

窓付き薪ストーブである事の二点。

加えて言うなら二次燃焼してくれたなら

何も言うことはない。





オートキャンプメインという

キャンプスタイルであるため

薪ストーブの重さはむしろ重くてよい。

特に風対策の必要な冬キャンプにおいて

重量は安定につながると考える。

ステンレスやチタンの軽さや簡易さは

魅力の一つではあるがストーブは鉄がいい。

根拠としては遠赤外線の放出量に差があるから




例えばダッジオーブンを考えれば

分かりやすいが簡易な取扱いで人気の

ステンレス製ダッジオーブンと

質実剛健重厚な鋳鉄製ダッジオーブンでは

煮込んだ肉の柔らかさに雲泥の差が出る。

鋳鉄製の方がホロホロの柔らかさが

得られるのは遠赤外線の放出量の差。

また耐久性についても堅牢な鉄製に

部がある事を鑑み1台目のOz pig同様

鉄製一択という選択となる。



次に窓付きという点だが…

生まれて初めて自宅薪ストーブを焚いた時





家の中に炎がある事にある種の違和感というか

それは恐怖であったかも知れないが

何やら恐ろしさを感じたものだ。

どんなに外で焚く炎に慣れ親しんでいたとしても

屋内にあるメラメラ燃える炎に

家が燃える想像しかできず

ネガティブな感情を覚えたものだ。

しかしこれは慣れが解決してくれた。

次第にそれは箱の中にあるという安心感となり

窓の中に揺らめく炎に癒される自分に気付くことに…

恐らくテント内、特に我が家の場合は

土間を作らないテント内がデフォルトであり





ラグを敷き詰めた自宅以上に

ラグジュアリーに振った床や空間への

薪ストーブ設置にあの恐怖感のようなものは

拭えないだろうと考えている。

そういう意味では屋外専用と謳われる

Ozpigを幕の中に入れる事に積極的にはなれなかった。





何せOzpigは堅牢さは抜きん出ているが

ハード全体を通し密閉性の低さと庫内の狭さからくる

安心感が決定的に欠けている。

そう、答えは決まった。

窓付きで安心感のある密閉性の高いストーブ

これが我が家が考える薪ストーブ選択基準となる。




次回最終話


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