最高の前兆が雨キャンプ

劇団にひき

2021年10月21日 12:04

朝からこれを見せられたなら

誰しも顔がほころぶ







それが幸せ猫キャンプ







どうやらこの日も天気は芳しくなく

終日降ったり止んだりの概ね雨予報

今見えている青空はそのうちなくなり

灰色の空になる。







八戸銀鯖トロ漬け丼と



赤だしのなめこ汁が

鋳釜崎二日目の朝食

多少の曇天を物ともしない

スーパーロケーションの朝食は

美味い以外に表現する言葉は見つからない。







前日からのキャンプ客の撤収を待ち

竜飛崎方面対岸にある外ヶ浜町の

銭湯へ向かい

そのまま竜飛崎を目指した。







これが噂のアレかぁ

興味本位でボタンを押すと

恥ずかしくなるくらいの大音響で

津軽海峡冬景色が流れ出し思わずのけぞり

車へと走って逃げてしまった。







そして道の駅へ







お土産屋さんが立ち並ぶ岬屋では

束の間、こむぎのお散歩を







初めての場所だけど

ビビりつつも散策に余念のない

逞しいこむぎ







キャンプ場に戻ると

新たなキャンパーさんや

キャンカー、車中泊など数組が

新たに増えていた。

「色んな人がくるんだなぁ」







重たく灰色の空ではあるけれど

こんな空も鋳釜崎の素顔の一つ







竜飛崎に出かける前

このキャンプ地に10年以上通うという

キャンパーさんと話をした。

料金を取っていた時期があった事

当時はいつだって貸切りだった事

色々と昔話を伺ったのだけれど

どこも状況は変わらないのだなぁと

素直に思った。







考えてみれば我が家でさえ

昨年この地に現れた新参者

目の前の先輩方が使ってくれたから

きっとこのキャンプ場の今がある

そんな真摯な気持ちになった。







この日からは

今別に来る途中の鯵ヶ沢町

海の駅わんどで購入した


(amazonでは2サイズの販売です)

薪の睦屋さんの薪を使う







バトニングなど薪の準備をしていると

こむぎは焚火下手な誰かが作った

白化芝の上でくつろいでいた。







場内のライトも点灯

この日は夕陽は顔を出すことはなかった。







風は昨日よりないけれど

冷たい雨は時折激しく降る事もあり

軽装備のキャンパーさんらは

テントにこもる人が多い







こんな肌寒い雨の夜こそ

焚火をする事に重点を置いているのが我が家







タープ下に焚火台を移動して

睦屋さんの薪を楽しむ







乾燥が十分でとても良く燃える良薪







芝を叩く静かな雨音の中

一切はぜることなく燃え

木が発する燃焼ガスの音が耳に残る







この夜は肉なしの豆腐チゲが美味かった。







明けた朝







ようやく抜けるような青空が

戻ってきた。







海の青さも完璧







昨夜の残り鍋を雑炊にして

朝食とした。







前日が雨だっただけに

晴天は気持ち良さが突き抜けていた

むしろ雨キャンプがあったからこそ


それがキャンプ




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