日山開幕は癒しのキャンプ

劇団にひき

2021年05月18日 11:01

先週の事、夫婦二人でやっている

本町バルDELISHLABO が5/14をもって

三周年を迎える運びとなり

この三年間お店を私達を支えてくれた

お客様へ細やかながら感謝イベントの告知を

Instagramにて行いました。

多くの方より(特にナチュロガーの皆様から)

お祝いのコメントを頂戴したのですが…







そのわずが数時間後、皮肉にも

県独自の飲食店時短営業要請が発令

実の所、二周年の日は営業自粛の真っ只中で

何もできなかったため今年こそ!と

息巻いておりました…

前を向き努力する人が決して報われない

世の中になったと、痛切に感じたものです。

頑張ろうと思ったら頑張れる

ごく普通の世の中を懐かしく感じた次第です。



気を取り直して
これよりしばらく止まっていた
本題 キャンレポに戻ります。




2021年4月は例年よりも早く

東北のキャンプ場にも春が来た。

普段ならGWを境に次々にオープンするのが

東北のキャンプ場だが今年はGWの

一週早いオープンだったのが

お馴染み『日山キャンプ場』

風の予報に備えマルシャルを携え拠点とする。







桜は既に散り芝には色が差し始めていた。

昨年の初夏以来となる我が家にとっての日山

変わらぬ景色を堪能とばかりに

タープ下から見上げた安達太良連邦と

磐梯山には、残雪が見えた。

これは癒しの始まり

だって例年ならば日山オープンの

タイミングで、残雪の山々など

決して見る事は出来ないから。







天気は良くもなく悪くもなく

夕刻前にはお日様が顔を出す

そんな予報だったけれど

時折やってくる突風に煽られながら







カスタムマルシャルとFRYFRYGOタープ

2400mmの片落としで設営したのも束の間

直ぐに1800mmにポールを短くした。







カスタムマルシャルの窓辺には

キャンプ猫のこむぎ







風を極力いなすためにGAOさんリフレクター設置

これで無事、風の中、焚火もできるだろう。







乾杯は度重なる販売中止で話題となった

あの缶ビール







人が飲み食いし始めると

こむぎもやって来て「私にも私にも」

せがむ娘に根負けしてオヤツをあげながら







抱き上げなくても膝にやってくるこむぎを見て

キャンプへの慣れを実感したものだった。







その後は何かと焚火リフレクターのまわりを

ウロチョロするのは、ここが一番風が弱い事に

気付いたせい

「むぎちゃん賢いねぇ」







マルシャルの設営となると

いつも頭を悩ませるのがタープの張り方

レクタタープの養生張りがどうにも

好きになれず、最近は3×5mの安タープを

片落とし直張りで設営するのがお気に入り

この日はこむぎの動向が常に見れるようにと

カスタムキャノピーを巻き上げ

テント内が一望できるように設営

プライベート感が欲しかったため

キャノピー部分を覆うように横展開のリビングとした。

このサイズのちゃんとした(コットンの)

タープ早く買おうよ…と、妻からオファーを

受けているものの、余りに軽い激安タープは

設営し易くてなかなか縦に

首を振れない私だった。







昨年の途中から日山キャンプ場には

区画を意味するトラロープが

フリーサイトに出現したのだけれど

右から左までトラロープの内側目一杯が

この大きさ

充分な広さだが、それでもペグ位置が

トラロープを跨いでしまう人もいるのだとか

そういうの…○○○の象徴です笑

きっちり自分のサイト内に

まとめ上げることこそ格好いい。







自宅仕込みのビアソーセージマリネに始まり

この日はサムギョプサル風の焼物で

腹を満たす。







雲は相変わらず厚くなかなか日がささない

気温がどんどん下がって行くので

焚火に火入れをすると風が強くとにかく煙い

風除けのカモフラネットを追加設営で

事なきを得たわけだが







景色を100%台無しにしないカモネットの



効力にあらためて頷いたものだった。







そうこうしているうちに

ようやく暖かな日が差し込んで来た。







そうそう、今年の日山キャンプ場の大変化

簡易トイレという仕様は変わらないが

便座が洋式になったのは嬉しいところ。







この時間帯はこむぎのお散歩タイム







犬と違って言う事を聞くわけではないながら

走り回る回る 







右良し







左良し







不審者発見!笑

まるでパトロールのニャルソック







キャンプ猫が珍しいのか

お隣のソロキャンパーから話しかけられたり

ついでに抱っこしてもらったり







すっかりこむぎの人慣れは

トレーニング期間満了のようだ。

その後、我が家のサイトの斜め後ろに

センス良く設営されていたご夫婦が

「可愛い〜」と近づいてきた。

子猫目当てかと思ったら…なんとこのお二人

よく見るとDELISHLABOのお客さん

いわきにお引越しをされたとの事で

お店には来れなくなってしまったものの

こうしてキャンプ地で再開というのは

嬉しい限り







ご夫婦共に実家では猫を飼っていたという

猫好きだとか

これはこむぎがくれた『ご縁』と言うもの。

やっぱキャンプっていいよなぁ







気付けば西の連峰を暖かな色で染めながら

日が落ちていった。

それをマルシャルの窓越しから眺める

ニャルソックこむぎに和み癒されたもの







猫でもわかる日山キャンプ場の夕景の良さよ







残念ながら雲が多過ぎて

夕陽は早々にフェードアウトしてしまったけれど…







この頃から一時は収まっていた風が

本領を発揮しだす。







冬の寒気と春先の暖気のせめぎ合いが生む

この時期ならではの風の洗礼は

毎年の事だけど鉄骨で良かった

…を実感させてくれる。







フと見た温度計の表示は外気温

3℃台、まだまだ冷えそうだ。







毛むくじゃらなので寒さへの耐性は

決して低くはないだろうけど

こむぎを震えさせるわけにはいかず

この辺で店仕舞いとした。







結果的に氷点下手前まで外気温は

下りに下がった春キャンプだったけど







マルシャルの中は風にもめげず暖かく快適

これは脚部を7cmカットした恩恵と

ハイランダーポールをマルシャルの

背中に一本追加で設営しているから。

こむぎはアルパカストーブ前に置かれた

妻手製の猫鍋ベッドの中ご満悦の表情だ。







カルビスープで身体の芯から暖まり

ウトウトしだすこむぎを撫でながらの







ウィスキータイムは格別だった。







こむぎが寝顔だけで癒しをくれている。







更なる癒しを求めもう一杯が止まらない







そして常夜灯のカンブリアンが映し出す

光のシルエットにさえ癒しを感じる夜







それがキャンプ





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