冬キャンプの夜を極上に変えるひと工夫

劇団にひき

2020年11月26日 11:42

目に痛いくらいの日差しだった。

前日の土曜日はスタッフが休みを取っていたため

夫婦2人体制で迎えたのだが…完全に間違いだった。

コロナ自粛明けからサービス業全体の落ち込み…

特に夜仕事は都知事をはじめ多くの自治体から

目の敵にされ業績の落ち込みが続いているが

私のお店もそれは例外ではなく

そもそも忙しさが懐かしくなるくらいの土曜日が

続いていたものだったため二人でもなんとかなるだろうと

思っていたもの…いいや願っていたものだったのだが…







…欠員が確定しているそんな日に限って

ありがたいことに店というのは混み合うものなのだ。

かくしてボロボロに疲れ果てた二人だったわけだが…

それでも頑張れた。

なぜかって?

それは翌日からの二日間は

フォレストパークあだたらが待っていたから。







温泉付きの高規格に二泊する

ただそれだけがモチベーション

シンプルでいて純粋なまでの温泉キャンプへの渇望が

二人を頑張らせるのは冬が始まるこの時期特有のもの

ちなみにこのキャンプは夫婦二人にとっては

バースデーキャンプという位置付け

二人揃って二週間違いの11月生まれなので

二人の誕生日のちょうど真ん中の週を

お祝いの日としているのは毎年の事。







つい数年前までは東北は初雪の知らせが

届く時期でもあり冬キャンプのフラグが立ったものだが…

当日は二人を祝福するような晴天に恵まれた。







連泊のキャンプが多かったせいで

今年はこの時点で既にキャンプ60泊を超えている。

記念日の二泊キャンプともなると幕の中も

しっかりと整えたいらしく







このキャンプでは囲炉裏テーブルを

幕内にインストール

土間2に対してお座敷8という仕様は

ZAMBESIお得意のレイアウトでもある。

一方タープ下は今やすっかりサイトサインの位置付けとなった







GAOさんリフレクターを主役に展開

最近、この赤のリフレクターが売れているとの事

はじめこそ違和感の様な物もあったけれど

ラグジュアリーなキャンプによく合い

いわば一つのトレンドと認知されたのは嬉しいところ。







冬キャンプのこの時期は

これが食べたくなるよね…と

この日はカキフライスタート







そして11月キャンプではもはや定番

炒りたての銀杏がおつまみ

スキレットでひたすら転がし続け

熱々をアッチィとか言いながら食べるのが楽しく美味しい。







夕刻の訪れまで昨夜の忙しさを話題にしながら過ごし

早めの温泉へと向かった。

何せ、普通の連休でもない日曜泊だというのに

この日は満サイト

前回10月まで開放されていたEサイトが

冬期運用に変わり閉鎖となったため個別サイトは

Cサイトメインとなった影響もあるのだろう。

それにしてもとどまるところを知らない

このキャンプ人気

今年は冬にまで人が押し寄せている事を考えると

事故が心配になる。







露天風呂で夕焼けを楽しみサイトに戻ると

すぐさま灯りの準備

夜のメニューはスキレットで生ラムの蒸し焼きを

カルニチン豊富なラム肉に疲れを癒してもらう

そんな妻の意図が伺えた。

昨日はよっぽど頑張ったんだろう

私はと言えば赤いリフレクターのお陰で

より美しく見える炎をひたすらに眺め







身体に残る疲れを忘れる作戦







満サイトともなると

相当な人数がサイト前通路を通り過ぎるので

メインポールのガイロープには



目隠しとしてカモフラネットを装着







焚火の煙もきちんと逃がす

抜群の効果

安物なので専用の袋のようなものがない代わりに

100均圧縮袋を使い畳みを小さく

まとめるというのは妻のアイデア







11月の夜長を極上の時間に変えるひと工夫をここで

四角く割った板氷の角をナイフで削り







ダイヤモンドカット風の氷を作ってみる。







んーあともうちょい!







スポッ!

氷一つとキャンプナイフだけで丸氷よりも

ずっと簡単に作れてしまう。

もちろん丸氷もいいけれど…

角氷の焚火ウィスキーはルパン三世が

盗むような大きな宝石を浮かべているかのようで

いつもとほんの少しだけ違うラグジュアリーな演出となった。







星のまたたきと焚火ウィスキーが最高の夜


それがキャンプ




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