雨焚火の夜を激安ホットサンドメーカーで遊ぶ

劇団にひき

2020年09月26日 11:01

9月半ば中一回挟んで再び

フォレストパークあだたらへ足を運んだ。

わずか二週開けただけなのに

サイトを彩る落ち葉が印象的だった。







この日は完全なる雨予報で降ったり止んだりの一日。

設営時こそ雨は避けられたものの

設営直後に降ってきて間一髪セーフ

なぜか今年はこんな感じで

鬱陶しい雨を避ける事ができている。
 






サイトは久しぶりに個別サイト上段

Cー12 トイレにはショートカットできて

便利なサイトながら

ぬかるんでおりショートカットの際は

決死の覚悟で挑む。
  






あだたらと言えば超絶の品揃えの

プラント5での買い出しになるのだけど…

酒類だけは相性が悪くて

普段飲みしているジョニ赤が手に入らず

激安スコッチ ヘッジスアンドバトラーが

今宵のお供








「随分と涼しくなったよね」

とにかく暑かった日々が懐かしくなるくらい

雨のあだたらは涼しく虫も皆無







スターティングメニューは私が腕を振った。

と言っても簡単オツマミ







ミョウガを縦に半分にして

市販の生ハムを巻き







強めの黒胡椒をしてオリーブオイルを

かけるだけ

エキストラヴァージンオイルのほのかな苦味と

ミョウガの風味が絶妙にマッチ

とにかく洋酒によく合う。

昔のミョウガってもっと強烈に匂ったよなぁ

癖がもっとあった方が上手くなりそうなんだけど…

なんて自分じゃコントロールできない事を

思わず口走ってみたりして。

その後は妻がイカをスキレットで焼く







簡単なアテで腹を満たすと

早々に焚火の準備に取り掛かる。

これが秋キャンプ

いつまでも明るかった夏と違い

あっという間に暗くなり

夜長をメインで楽しむ事になるから。







自粛期間にジッポーを使うようになって以来

焚火の着火が一つの楽しみになった。

焚きつけに針葉樹を使わない私だが

バトニングで出た箸より細い木端の先に

ジッポーで火をつけマッチの火のような

小さな小さな炎が消えないように

消えないようにそれを育ててゆく。

針葉樹があればなんのことはないが

堅薪だけだとなかなかセンシティブで

消えそうで消えないが楽しめる。

たったそれだけの事に、その瞬間

夢中になれる…それがキャンプ







焚火の火が無事育ち、炎が安定してゆくと

暖色の光にサイトが照らされ包まれる。

タープ下焚火のこの空気感は

秋冬キャンプの象徴であり

これが主役なのかも知れない。







チョコチョコとオツマミだけで過ごし







夕刻の風が吹き始めたので

お気に入りのリフレクターを装着した。







炎もますます安定

薪を徐々に太くしてゆく。







静かな雨音と炎の煌めき

雨音がおさまると秋の虫たちの囁きが

耳に届き、そして再び雨音にかき消される。







灯油で働くランタンを一つ一つ手に取り

今宵の活躍を願う。







自分で扱えるようにと

ひとつずつ増やしている妻の灯りも

3個となった。







役者が揃い雨焚火はいっそうの

雰囲気を醸し出す。







外気は下がっているはずだが

気付けばタープ下は熱に包まれ

肌寒さが消えていた。



さぁいよいよ今宵のメインディッシュの登場だ。







初物の北海道産サンマ

これをホットサンドのオーブン効果で

焚火焼き

多分刺身でも食べれるヤツなんだけど

もちろん躊躇いなく







こういうの…楽しいかも笑

ほんの少し前にキャンプ仲間のM君に

これと合わせて本を贈ったばかり





我が家もやりたくて仕方がなかったと

そういう事。







外カリ中フワに上手に焼けたけれど

うーーーむ

サンマは炙り焼いた方が香りがいい笑

注目は焼き目が剥がれていない事

網で焼く場合、失敗パターンは皮が剥がれてしまう事

それがいとも簡単に上手にできる点は評価に値するだろう。







夜が長くなってゆく秋キャンプは楽しい。

この夜長にホットサンドメーカー片手に

焚火に向かう…た…楽しいじゃん笑







久し振りに転がしたボウモア12年の美味さ







タープ下と外気との差は3℃ほどになっていた。







このタイミングでダメ押しの

ホットサンドおつまみ

「過去最高のオツマミじゃない?」

焼きチータラに喝采の嵐という

楽しい夕べ。







寝酒はピートレベルをグッと上げて

ビッグピートで締め。







この時間は明かりを落とす意味と

テント内を温める意味で

ビンテージプレッシャーランタンは

ペポの中に置いておいた。







朝晩の冷え込みを肌で感じる季節はすぐそこ

寒さといかに対峙し楽しむか?これはスキルの一つ。

ほんのちょっとの工夫でできる快適キャンプ

今季も楽しくなりそうだ。




朝方雨音で起こされたもののそのうち止み

撤収時、タープはびしょ濡れだったけれど…







ペポはもちろん濡れずの撤収が

我が家におけるキャンプナレッジ集大成


それがキャンプ




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