【驚 愕】スポセンの信じられないくらいに濃いアレ!

劇団にひき

2020年09月03日 11:50

今年のお盆キャンプ旅は毎日がクライマックス

昨日の鋳釜崎の夕景は人生3本の指

それに加えて津軽海峡を見ながらの朝食は

格別なんてもんじゃない美味さに

痺れっぱなしだった。







STAUBで白米を炊くのは私の役割







炊きたてご飯に

前日、青森の市場で購入した刺身

ヒラメとマグロのカマトロを漬けにして載せ

玉子の黄身を落として出来上がり。







付け合わせの筋子も素晴らしい味

普段から筋子が好きで朝食によく出てくるが

青森の筋子は全く別物、鮮度が違う。







因みに漬け丼の超有名店

八戸 みなと食堂のレシピを採用

津軽半島で八戸を食す贅沢朝食となった。







このキャンプ場に名残を残す妻は

「ここにもう一泊しよう!」

と提案してきたのだが…

次の目的地の温泉も捨てがたいと

自らこの地に別れを告げるかのように

撤収を始めるのだった。

この判断が後に大金星を招くのだが

名残惜しさはなかなか拭えない妻だった。

これまでのキャンプ地の中であらゆる意味で

我が家の理想を叶えてくれた鋳釜崎だった。







次のキャンプ場は二度目の来訪となる

弘前 岩木青少年スポーツセンター

一路向かおうとも思ったが

今別のもう一つのキャンプ場を視察することに

すると…高野崎キャンプ場もウォシュレット







やっぱ今別スゲーわ!!

これはキャンプ場という存在以上に

観光資源として町が手を入れている

きっとそういうことなのだろう。







高野崎キャンプ場は駐車場とテン場の

美味しい場所(景色の良い場所)の

距離が長い…つまり手運びが大変

我が家の装備だと今別では鋳釜崎一択と理解







さぁ一路弘前を目指す。

陸奥湾を左手に見ながらの夏のドライブは

気持ちいの一言。

昭和の時代にはこんなドライブ風景を

歌う曲が多かった事を思い出したもの。







しばらく海岸線を行った後は途中から

内陸へと進路を変え五所川原経由で弘前を目指す。

その間、津軽平野のど真ん中をひたすらに

南下して行くのだが…このルート

山間を抜け終わると

一時間以上田園風景が続くほぼ真っ直ぐな道

コレが青森のもう一つの顔なのだろうと思う。

美しい海岸線、果てしなく続く平野

綺麗に整備された農道、遠くに霞む八甲田

やがて名峰岩木山が正面に大きくなっていった。







チェックイン時点で天気は一時崩れ一面の曇り空
 
岩木山山頂はがっちりと雲がかかっていた。







気温は30℃ 標高を考えると暑すぎるコンディション

セミの大合唱の中の設営は瞬く間に

タンクトップを湿らせてゆくけれど

まるっきりの晴天じゃなかった事は逆にラッキーな事。

2年前にここを訪れた時と5mと違わない場所

岩木山真正面をキャンプ地とした。







先ずはお目当ての温泉で汗を流そう

設営完了後、乾杯もせず温泉へ向かう。

ここで奇跡の確率を引くこととなった。

この日はひと月かふた月に一度の現象らしいのだが…

温泉成分が途轍もなく濃くなる日だったのである。

まんまと引き当てた大金星とはこの事。

通常は薄濁りの硫黄泉で湯に浸かると

足先までちゃんと見える程度の濁りだが

この日は凄まじいまでに白濁というか混濁した湯船

10Lに対し1kgの小麦粉を溶いたようなと言えば伝わるだろうか?

濁りというよりも泥の様な湯

嶽(だけ)温泉恐るべし…

湯に浸かると水深0cmで手足が見えなくなり


とにかく濃い 濃い 濃い!


底の方はざらざらなくらいに湯の花が沈殿

これほど濃いのは生まれて初めて

地球の息吹きすら感じるわけで

ご一緒した見ず知らずの方と

この濃さは凄いと語り合ったものだ

翌日には元の湯に戻ってしまう。







濃過ぎる温泉に妻も大満足だったようで

「物凄く良かったぁ〜!」…とご満悦。







サイトに戻ると山頂が顔を出し始めていた。







やっぱ持ってるわぁ〜と

自画自賛の乾杯を







移動中にランチを済ませていたので







先ずは牛タンなどの焼き物をついばみ

アルコールを胃に流し込んで行く







この頃には随分と過ごしやすい

気温になっていた。







やがて雲は消えてなくなった。

「三泊しても雲で見れない人は見れないんだよ」

妻が意気揚々と自分の手柄のように語っていた。

さすがの晴れ女

それにしてもこのキャンプ旅は

当たりだらけ







コロナで仕事は厳しい状況が続いているし

今後もそれは長く続き終息はしないだろう。

どう足掻いたって状況は変わらないし

変えられないなら今この瞬間の

高揚した気持ちをそのまま楽しむしかない。







それがキャンプ


この設営では真夏の日差し対策として

タープを二枚重ねで張ってみた。

ヘキサタープの上にタトンカ1TC重ね

コレが素晴らしい効果







形の違いからタトンカの四角は

カクンと折れ曲がっているのだが

傾いた日差しを効果的効率的にカット

してくれていた。

色んな楽しみが形になったキャンプ旅3泊目だった。





にほんブログ村皆様の励ましにいつも感謝しております!


あなたにおススメの記事
関連記事