雨でも最高水準のキャンプを楽しむ

劇団にひき

2020年07月27日 12:00

今週も雨 雨 雨

「なんだか梅雨ってこんなに長かったっけ?」

今年は少し梅雨入りが早かったお陰で

週末になると妻がボヤき出すわけだが

とにかく雨か曇りの毎日なので

恨めしく思う事も少ない気がしている。

カラッと晴れた日が続きキャンプ当日だけが雨

これに比べれば最初から雨だと覚悟が決まっていれば

心も落ち着くというもの。

なぜなら我が家の行先リストには

いつもフォレストパークあだたらがあるから。







設営完了まで、何とか天気はもってくれたのだが

9割方設営を終えた辺りで早速降り出した雨。







そもそもこの週は…日山の予定だったのだが

景色がウリのキャンプ場で雨ともなると

全てが台無しなわけで雨確定ならば

温泉キャンプが吉となる。

何一つ不便なく温泉に何度も入れるあだたらが急浮上

いつもの調子で出発後に予約を入れた。







新型コロナウィルス感染防止の一環として行われた

4、5月の自粛はここフォレストパークあだたらも

多大な影響があったよう。







この自粛を機に、温泉施設にあるサウナが

営業再開後使用禁止、サテライトハウス内はマスク着用など

感染拡大防止の新たなルールの浸透につとめている。

もちろん、それら規制のみならず

個別サイトには新たな砂利が敷き詰められたりと

設備充実のための

細やかなリニューアルも垣間見れるのが

流石なところ。







利用者が気付くか気付かないか微妙な

そんなベーシックな所に

この状況下、キチンと予算が付き施行されているというのは

ある意味、公営キャンプ場の長所でもあると感じた。







軽く昼食がわりに焼き物を平らげ

早速温泉へ







霧に煙る雨のあだたらの景色もまんざらじゃない







…と思ったらみるみる霧が晴れて行き

ものの数分で驚いた事に雲の切れ間が

やって来た。







雨キャンプ確定に思っていたものが

晴れてしまうと俄然ヤル気が出てくるもの

温泉上がりの一杯のビールの美味いことと言ったら







このビールのアテは

STAUBを使った無水調理

焼き枝豆







キチンと下処理された枝豆を

STAUBで蒸し焼きにしたものだが

これは絶品の素晴らしい食感







管理棟エリアよりも標高の低い個別サイトも

霧が薄くなって行く







そんなタイミングで焚火を開始

結果晴れてしまったけれど…

雨のキャンプはタープ下で焚火がマスト







雨音の揺らぎと焚火の炎の揺らぎ

どんなコンディションの焚火よりも極上になる。

パチパチと軽く爆ぜる薪の音と

タープを叩く木の葉からの大粒の雨音のメヌエットが

ついつい無心で焚火に向かわせるから

炎だけが美しく見えるシンプルな焚火台がいい。




気付けば西のあだたらの稜線に

夕日が消えかかる時間になっていた。







ランタンの一つ一つに







火を灯し







キャンプの夜が始まって行く。

焚火がありランタンに火が灯り

これが今宵のオールキャスト







食事の準備が進むこの時間がとにかく好き







シングルモルトを傾け火に見入る









ただ火に見入る。







雨キャンプ最高のひと時

焚火をするためにタープを張りそれが雨避けにもなる

そんな発想が雨キャンプの水準をあげる。

オートサイトならなおさら雨に濡れずに済むし

緑が美しくなるから雨キャンプは林間がいい。

温泉付きならば最高水準







21時を過ぎた頃、最後の一杯を持って

幕に入った。







翌朝は雨音で起こされたけれど







一人一鍋(シェラカップ)のラーメンを作る頃には

雨は止み







再びの乾燥撤収となった。







止まない雨はないと言うけれど…

平均すれば雨は1ヶ月の間の72時間しか降らないわけで

例えばTVで「今日一日で1ヶ月分の雨が降りました」

と言うそのほとんどは3日分の話の事。

今年の梅雨キャンプは巡り合わせが良く

湿度と低気温が印象的となっている。

温泉付きのフォレストパークあだたらが

最高に感じるわけだよね


それがキャンプ




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