人が語らない秋冬キャンプの本当の良さ

劇団にひき

2019年10月29日 11:59





台風続きの今年10月は例年の様な

10月らしいキャンプがなかなかやって来ない。

毎週末にやって来る雨雲がちょうど途切れた休みが

やっと訪れたのだが台風や大雨により

各地のルートは寸断され目的地を探しているうちに

到着は16時を回ってしまっていた。







せめて夕陽に間に合って欲しい

そんな思いから日山キャンプ場に着くや否や

久々にタイムアタックの様な設営となった。







傾いた西陽が消えかかる寸前に

設営は何とか完了し







久し振りとなる夕陽に乾杯を捧げることが出来た。







毎年、年に何回かは夕陽を楽しもうと

日本海沿岸のキャンプをしていたものだけれど

この夕景を何度も経験しているうちに

スッカリ満足してしまって

“これが観れれば幸せ”になってしまった。

私達にとってのある意味

日山キャンプ場の功罪の一つ。







オレンジ色のグラデーションを伴い

遠く霞む磐梯山の横顔が

なんだか懐かしく見えたものだった。







これさえ終わればもうこのキャンプは

楽しむだけの時間。

このキャンプでは、このところ

週2で会っているIG 93campK君とのグル







軽装備だがツールボックスのベンチが格好いい







売り場に並んでいた肉のパッケージを見た瞬間に

こう盛り付けようと思ってましたとK君

無造作に食品トレーから

カッティングボードに3回に分けて

盛り付けたシャブシャブ肉はいかにも美味そうだった。

そう言われると、シャブシャブだけは並べるのが

面倒すぎてトレーのままやってたもの 笑







うちももう少し“映え”を意識しなきゃと思った瞬間だった。







ウィスキーを氷だけで楽しむ極上の時間。

焚火にはアルミホイルに包んだ

サツマイモが入った。







ふと見ると東の山の稜線からは

煌々と輝く月が昇っていた。







タープレスのBAHARI前

ホクホクの焚火芋を皆んなでほおばり







アルパカストーブで暖められたBAHARIの中に

リビングを移す。

虫がいないとか

人も少ないとか

焚火が楽しいだとか

一般的に秋冬キャンプはそんな良さが語られ

クローズアップされているけれど







寒くなったら幕に入って二次会となる

この季節は夜長というのが

楽しみの一つだとこの10月は思うようになった。

設営が終わるとたちまちに暗くなってしまうので

夏から秋のこの時間感覚の変化には

なれないとペースが狂ってしまうし

以前なら、キャンプの残り時間を意識したりして

センチメンタルな瞬間でもあったのだけど







その後、マッタリとお酒を転がす夜の時間の長さが

実は喜びの時間そのものの長さでもあると

思えるようになった。

しみじみ浸る秋の夜長には笑顔の乾杯が何度も訪れる。


それがキャンプ




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