買うなら今!…の限定ウィスキーとナイフと焚火の相関関係

劇団にひき

2019年06月21日 10:58

「今週は名目津温泉に行ってみたいんだよねー」

珍しく妻が安い安いキャンプ場を目指すと決めていた。

普段ならば「今週はあだたらが良いなぁ」

とか「ぼちぼち裏磐梯かなぁ」

と金のかかる場所を選択しがちなのだが、どうやら何かの

ローカルなランキング記事で日山キャンプ場にほど近い

名目津温泉が高評価だったらしく楽しみにしてたのだそうだ。

道中は驚いた事に各所で車の駐車が行列をなしていた。

こんな山間でなんでこれほど車があるのか?

答えは管理人さんが教えてくれた。







この日(6/2)は日山の山開きだったのである。

キャンプ場の駐車場すら満車状態だったのには心底驚いたものだった。

テントとタープの設営をし荷下ろしだけ済ませ

先ずは温泉へ向かった。

名目津温泉

全国的にも珍しい泉質は「単純弱放射能冷鉱泉」

ラドン含有量が多く特殊成分を含む「療養泉」

この日は山開き登山を終えた人達で一杯

ちょうど入れ替わりの時間帯だったのが幸いし

ゆっくり湯に浸かることができたのだが

この時期の温泉…長湯はそもそもできない汗







みっしりと高密度の極上芝、日山キャンプ場

恐らく貸切りだろうと管理人さんには言われたが

1段目、最奥地に居を構えた。

2019/05/25

前回キャンプの時に次はこの最奥地にしようと決めていたのだ。







シンプルな日山キャンプ場において変化のある

低木が数種類植樹されていて雰囲気が良い。

いつものランブルスコでの乾杯の後は

貸切の営地の空気を堪能した。

天気はよろしくないけれど雨の心配はなさそうだ。







このキャンプ一番の私のお楽しみは

5/28発売ニッカの限定ボトル




ディープブレンドナイトクルーズである。

ニッカの限定シリーズと言えば

これまで全て試してきたが、中でも

余市ブレンドという触れ込みの物は

私にとってこれまでハズレなし
(あくまでも個人の感想です)







ナイトクルーズはと言うと…

現在完全に市場から消えてしまった

ブレンダーズスピリットを彷彿とさせる余市系

私の印象ではブレンダーズスピリットには遠く及ばないものの

これが2,000円ならば相当なもので

同価格帯ではダントツに美味いと思った。

ストレートではアルコールの辛味と若さを

ビシッと感じるものの味わいは素晴らしく

ロックやハイボールは実に美味い。







近年ウィスキーブームで地ウィスキーなる商品が

こぞって生まれているわけだが、この分野では

スコットランドやケンタッキーと違い製法における

厳格な法律を持たないジャパニーズウィスキーは

実はピンキリで、その実、粗悪品も多いという

悲しい実情がある事はあまり知られていない。







ニッカという伝統ブランドだからこそ

この価格でこの美味さが作れるのだろう…そんな印象だった。

既にamazonでは市価より高値での販売だった。







そしてこのキャンプもう1つのお楽しみはナイフ







バトニング用に購入したのだが

商品到着後すぐにきっちりと研いだので

早く何かをカットしたいという事で

たまたま持参していたアボカドが一刀目




柔らかく熟したアボカドが変形もせずスパッ

気持ち良い切れ味を見せた。







これは妻の手で鮪とアボカドのユッケ仕立てとなり

ナイトクルーズのハイボールが止まらなくなった。







ウィスキーとナイフという用途も性格も

全く違う二つの楽しみはこうして

交わりを見せた。







妻は次なるアテを量産、美味さは健在の

昨年のヒット『エビとズッキーニのフリット』


私はと言えば…ウィスキーをより美味く飲むために

焚火の着火に勤しみ







ナイフを鑑賞しながら







炎を眺め







それにより美味くなったウィスキーを何度も口に運ぶ







随分前からそうだったっけなぁ

美味いウィスキーは焚火をアテに飲むと

より美味くなり

焚火とバトニングナイフはワンセット

酔いが進んでも

ナイフの鋭い刃先を見ると冷静になり

リセットされた頭で再びウィスキーを味わいながら

ゆっくり楽しめると…そういうこと。







気づいてしまった。

この相関関係は生涯やめられそうにない


それがキャンプ





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