痛恨の撤収 極上雨キャンプの結末
三月に入り1週目を連休とした。
低迷した二月を挽回する月
このタイミングで英気を養って三月は
全力で突っ走る…そんな決断なのだが
天気は最悪、二日間ともに雨予報だった。
「そう言えばここんとこ天気良すぎたし
たまには雨キャンもいいんじゃない」
せっかくの連休、雨だったとしても
出撃の二文字が揺るがないのが我が家。
よせばいいのに、雨キャンプをとことん楽しもう
…になってしまう。
直焚火をTATONKA下で囲む初日は
酒も進み最高の夜だったのだが
翌朝になると雨脚は一層強まり
予報も変わって風が吹き始めた。
テント壁際に置いていたものは全て
結露でびしょ濡れ
それをアルパカで乾かし
蒸発した水分が再び結露となって
あらゆるものを濡らしてゆく悪循環
雨も風も一向に弱まる気配はなく
日本列島南岸を通過北上する低気圧は
海辺のキャンプ地に嵐をもたらしている。
傘は地面と直角にささないと意味がない
そんなシチュエーション。
風で歪むTATONKAにも限界が近づいている。
英断が必要だった。
なにせタープ下で過ごすことを前提とした装備に食事
結露した白いテントの中、煙を立てながら炙り焼肉中
風雨でテント倒壊…「ありうるなぁ」
ネガティブな思考に苛まれ始めた。
予報によれば21時には雨は止むが
それまでの10時間を楽しめる
コンディション、シチュエーションか否か?
「楽しめないな」
帰りの車中、勇気ある決断だと思う事にしよう
妻と何度も合意確認をした。
今夜のサイト料はもちろん返却されないけれど
自宅で薪ストーブを囲む時間を買った様なものだから。
にほんブログ村皆様の励ましにいつも感謝しております!
関連記事