年越しキャンプで考えた今年一年の目論見と問題点
慌ただしかった一年の締めくくり
この一年を、いいや忙し過ぎた12月の
納会は30日だった。
昼間から飲み過ぎ夕方の帰宅後は
ノンアルコールで酔い醒ましの妻。
そんなタイミングで一本の電話が鳴った。
フォレストパークあだたらから大晦日年越しの日程で
キャンセルが出たという知らせである。
予定では別のキャンプ場で年越しを検討していたのだが
今年後半のあまりの忙しさに遠出は危険と判断
勝手知ったるあだたらにキャンセル待ちを
お願いしていた経緯があった。
もしこの電話が鳴らなければ
大晦日は仲間を自宅に招き薪ストーブ前で年越し
元旦の出撃というのが当初の予定
きっとその方が身体には優しかった筈なのだが
こうなると俄然出撃したくなる…
それがキャンプ
ストーブの炎を眺めながら風呂上がりのビールを
飲み、明日の出撃準備に勤しんだ。
年越しは絶対キャンプ!
何年も前に誓った我が家のしきたりは
こうして今年も守られる事となり
積雪7cmのフォレストパークにBAHARIを設営した。
二度目となるBAHARIでの年越しは
昨年の正月、あだたらの強風に怖気付き
ビンテージ幕と妻の養生のため一泊で撤収という
安全策を取った事に由来する。
「今年の年越しキャンプは風になど負けない」
固い決意のもと心はむしろ踊っていた。
大型幕でありながらこの幕の耐風性能がずば抜けているのは
昨年のメイストームで証明済みだったから。
酒には毎年気合を入れていたが金額で言えば
トータルで過去最高額となるウィスキー達を持ち込んでいた。
そもそも昨日の深酒のお陰で妻に運転を任せるという
大晦日にして最後の大失態を演じていたにもかかわらずだ。
酒瓶を眺めて過ごす大晦日が目に見えていたが
思った通りで大晦日は満足感は変わらぬものの
体調不良により全く酒が進まず
本来ならば元旦を迎えた瞬間に抜くはずだった
ランブルスコとシャンパンは雪から取り出す事もなく
雪景色の中に放置
倒れるようにシュラフで入眠となったのだった。
雲間から静かにさしこんだ今年の初日の出を眺め
新年も良き一年となりますようにと祈願した。
思い返せば、環境が激変した昨年は
夫婦二人の過去三年がいかなるものであったかを
試された一年だったに違いない。
蓋を開けてみれば感無量
老体に鞭打ち忙しい忙しい毎日が続いた。
12月ともなると、その忙しさは
オープン時のソレを越えるものとなり
今後にも期待がかかるという順風満帆な一年。
もし試されていたとしたなら
三年前からの努力は実りを迎えるに相応しい
そんな物の様な気がして心の底から
ホッとする自分がいた。
やっと開けたシャンパン片手に焚火に向かい
苦しかった過去と輝かしい未来を交互に思い浮かべた。
これまで何度もやってきた思考だけれど
いつしかソレは未来だけのものへとなって行く。
過去における自らの正当性を証明できた2018。
それを踏まえてなお野望に燃える2019の幕開け。
雪だるまもドヤ顔に見えてくる元旦の夕べ
ただ一つ気掛かりな点があった。
この一年頭を悩ませ続けた問題
ビジネスにおける必須資源は昔から人、物、金と言うが
最重要とも言える人材の確保がうまくいっていない。
人はキャッシュフローの最たるものであり
ソレがあって初めて前に進む事、太いキャッシュフローを
生み出せる事は痛いほど分かっている。
「あ〜ぁ新年早々やっぱりソコだよな…」
グルキャンであっても一人のこんな時間が
大事なのが元旦キャンプ。
キャンプのこの時間があるから
様々な事態を乗り越えられてきた。
幕の中からは妻の呼ぶ声が聞こえていた。
「早くこっち来ないと冷めちゃうよー!」
幕の中では妻の正月料理が湯気を立てていた。
メルカリで購入したランタンハンガーにBAHARIー4に雪灯籠
素敵な正月の風景だけれども
「赤のホムセンの灯油缶は格好悪いなぁ」
不安を掻き消すのはとりとめのないこんなキャンプ思考
目標と問題点は明確になっている。
今年も一年突っ走るぞ!!
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