冬キャンプの大敵見参!深夜大風に襲われる

劇団にひき

2017年11月29日 14:08

ここ二週は出発直前に目的地確定というノープランキャンプ

年末が差し迫り、仕事が忙しいせいで

体力的なこと、距離感、撤収から出勤への段取りなど

土曜の勤務状況によってあらゆる選択肢の準備が必要になるからだった。

土曜の忙しさで目的地が決まる

ある意味社畜感の漂う目的地の選定ではあるが

体力の温存に越したことはないのが悔しいかなこの時期の夫婦二人。







先週初雪は拝ませてもらったことだし

今週は最後の最後、晩秋の総仕上げといくか

…と辿り着いたのは北茨城市 花園オートキャンプ場







夫婦二人貸切りで晩秋の夜長を楽しむ事とした。

道中、未だ紅葉の残る山々に見惚れながらのドライブ

ただ、紅葉も終わりかけ 「こりゃキャンプ場(の紅葉は)は終わってるな」

そんな会話通り冬枯れ一歩手前のフリーサイトを陣取った。







ただ一箇所、人工的に作られた場内を流れる川の一部に

真っ赤な紅葉が残っておりホッとしたものだった。







日中の気温は高く、先週初雪の中にいたことが

信じられないくらいの暖かさだったが







西の稜線に日が落ちると気温は一気に急降下

今回、電源なしを見越して選んだCABANON NEPTUNE 3だったが

繁忙期に風邪に罹患などしていられない

CABANONで正解と胸をなでおろすのだった。







設営を完了し一息入れて取り掛かったのは

ランプ磨き







年越しキャンプをピカピカの道具で過ごしたい

ただそれだけの動機でここ11月は1キャンプ一台ずつを合言葉に

真鍮モノを中心にピカールで磨いている。







今回は今年手に入れたお気に入りの真鍮テーブルランプ

これまでのどの真鍮よりも簡単に鏡面化してくれた。

そんなランプを観ながら柿を頬張り悦に浸る。







12月に入ればこんな時間も惜しくなるくらい

多忙な日々が待っている。




サイトの上に見える建物は入浴棟

貸切りのこの日は、17時から18時までの一時間

たっぷりゆっくり湯に浸かって下さいとの取り計らいだった。







夕刻迫る16時、ランプに火入れをした。

ツヤッツヤのピッカピカ







風呂上がり真っ暗なサイトに戻るのは物悲しいので

プレッシャーランタンにも火を入れた。







CABANON × TATONKA のゴールデンコンビ

初冬のオープンタープ下は焚火ではなく

アルパカを据えた。







アルパカストーブの上にはスキレットを置き

ジュージュー音を立てて焼く







風対策には8片のウィンドスクリーンを巻き

アルパカの取っ手で挟み込み固定した。







年に一度で充分満足なのだが

銀杏は添え物ではなく主役として食べたい。







そうこうしているうちにだいぶ気温も下がってきた。







今夜のお楽しみはリリースされたばかりのコイツ






ブレンダーズスピリット クロスオーバーと続く

ブラックニッカ60周年記念限定シリーズの最新作

ノンピートの宮城峡モルトとカフェグレーンのブレンデッド

フルーティで飲みやすくスコッチで言えば

スペイサイドやハイランドモルトの雰囲気

ストーブを囲んで飲む冬キャンプにドストライク

ストレートでもお湯割りでも美味しく仕上がっている。

この味わいでこの価格は正直破格







前回紹介したカナディアンウィスキーはかなり

アルコール感をツンと感じる荒々しいものだったので

めちゃくちゃ美味く感じてしまった 笑







サーキュレーターの回る幕の中は

まさにフルコットン真骨頂

包まれるような暖かさ







ちょっと油断すると30℃を軽くオーバーしてしまうので

ドアは開けっぱなしでちょうどよかった。







ストーブで作った鴨ツクネ鍋を食べながら

まったりと過ごし、グラス三杯を飲み干した辺りで

シュラフに潜り込んだ。







ところが…この後
深夜の大風に襲われる








シュラフに入る前にTATONKAは養生のため

ポールを抜きクーラーボックスとポールを載せ固定

四隅に付けたガイロープも一番短くして

荷物を覆うように被せたのだが


バタバタバタバタバタ!!


午前を過ぎた頃、凄い音で起こされた。


見ると…載せておいたはずのクーラーボックスが

2m先に吹っ飛んでおりポールも行方不明に 汗


こりゃあイカンと三箇所をアルミペグで止めた。


ところが


午前三時、このペグが三本とも吹っ飛び三たびTATONKAがバタつきだした。


結局、28cmのエリッゼステークで地面に固定するに至ったのだが

とんでもない寝不足キャンプになってしまった。







「スゲー風だったな…」妻に言うと

「怖くて眠れなかったよ」

「でもTATONKA無事で良かったね」と妻







冬キャンプの大敵である大風を乗り切った寝不足の朝は

普通に清々しかった。

磨き終えたランタンに映り込む

我が家 最強風幕 CABANONに感謝。




にほんブログ村皆様の励ましにいつも感謝しております!


あなたにおススメの記事
関連記事