続 ハーブティフォン キャンプサイフォンを極める

劇団にひき

2015年08月10日 10:05

先日、コース的にいつものこだわりのコーヒー豆店に寄れずに出撃した。

結局、何でもいいから豆を手に入れなければ朝のコーヒーにありつけないということで

ヨークベニマルの詰め放題豆を仕入れることにした。

1袋500円程度の激安い豆だが…焙煎したてに当たれば、そこそこ美味しく飲めるだろうという算段だったのだが…

片田舎のヨークベニマルのコーヒー豆の回転が良いはずもなく、香りはほとんど飛んでいる豆ばかり。

こりゃ困ったと思いつつ、キリマンジャロだけはほのかに香りが生きており、これを購入した。

淹れてみると、ダメだこりゃ な香りと味。

ギチギチに詰め込んだものだから、250g以上の不味い豆が…。

酸味の強いキリマンジャロはもともと好きだが、香りのないキリマンジャロに用はない。

考えた挙句、こいつをさらに追加ローストして深煎りにしてしまえば、苦味が勝って

幾らかマシになるのではなかろうか?


自家焙煎ならぬ自己焙煎 笑









こんな仮説を立てるに至った。

ローストする道具など持っていないため、取り敢えず水切りを使う。

二つあれば蓋をしてガシャガシャ出来るので、ムラなく仕上がりそうだが残念なことに一つしかない。

まぁしょうがない、こいつで試してみるか…

ひたすら水切りに入れた豆を、回すように直火にかけ炒ってみる。









生豆をローストする時のあの鮮烈なコーヒーの香りは全く立たないが…何かが焦げていく臭いが立ち込めた。

こりゃ失敗か…酸化した豆を美味しくするなんて土台無理な話だった。

ただ乗りかけた船を降りることなど、出来るはずもなく、淡々と作業を進めた。









ある程度、色が濃くなった辺りで火から下ろし、冷ます。

今日は普段はドリップ用に中細挽きにセッティングしているミルをサイフォン用の細挽きに調整しなおした。









どれどれ…香りを嗅ぐと、再ローストする前と比べると格段にマトモになっていた。

これは期待出来そうだ。









サイフォンの台、下部に敷いてあるコースターはコレでアルコールストーブの火力を調整するため。

決して赤好きがこうじたわけではない 笑

西の風が1メートル程度、このくらいの風なら問題ない。









ビーカーに仕込んだ蔵王高原の激美味い水が沸騰したら豆が入ったロートをセット。

全ての水が上がりきる前に、1度目の撹拌を軽く行い、豆を満遍なく浸水させる。









抽出は40秒、アルコールストーブの火力が結構強かったので、ビーカーに粗熱が残る。

この熱をうまく逃がさないとバックロートという現象が起こり、ロートからコーヒーがなかなか

下りて来なくなり、雑味が加わってしまう。

熱源を外すと同時に、2度目の撹拌を手早く行う。

私の場合はロートの中のコーヒーの色と濁り具合を確認しながら10回を目安にかき混ぜる。









さあ、香りが飛び、酸化の進んだヨークベニマル激安豆はどんな味に生まれ変わったのか?



見事に深煎りコーヒーに

生まれ変わったぞ!




そのままでは、とても美味いとは言えなかった古くなったキリマンジャロも、

ローストを加えて深煎りっぽく仕上げれば…サイフォンならではの

クリアな苦味を楽しむコーヒーに生まれ変わることが実証された。

古くなりかけた豆が残ったら、これは使える裏技に違いない。

当然、ペーパードリップでも同様に美味しい深煎りが楽しめます。お試しを!


用意したもの

① 金属製水切り網
② シングルバーナー(焚火も可)
③ 風味ガタ落ちのコーヒー豆

火傷に十分注意の上、お試しください。



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