たんぽぽ村その1 からのつづき
日の傾きでサイト内にやっと光が差し込んできた。
東北の日差しに慣れきった私達夫婦にとっては恵みの光というより暴力的な熱に感じる。
加齢臭キャンプ…ネーミングとは裏腹に、風流に流しそうめんがメインイベント。
これは面白い…加齢臭一味!?が知恵と労力を惜しまず作り上げた渾身の手作り、エクセレント!
一時は寒くてそうめんどころじゃない気温かと思ったが…そこは皆さんの行いの賜物か…
強烈な日差しが差込みイベントは皆の額にブリリアントに輝く珠の汗。
子供たちは大はしゃぎ…性格でるよね~という反応が笑顔を誘った。
サポートする大人たちも和気藹々とそれぞれがこのイベントに舌鼓を打つ。
やっぱりソトメシは最高だ。
イベントも終了すると…ここからは夜の焚火夜会まで一服タイム
すっかり晴れた空から夕刻でも痛いくらいの日差しが降り注ぎ…
私はここで楽しみにしていたビールをカシュッ!
夕刻手前の空は1日の中で最も空を青く感じる時間帯。
そこかしこで灯りがともり始め…
劇団家のサイトにも火が入った。
さて、夕食の準備だ。
妻は新しいキッチンテーブルで仕込みに勤しみ…
私はビールを片手にこのキャンプ場の一番素敵な時間を楽しんだ。
キャンプをしていて一番好きな時間帯というと人それぞれだが…
私は早朝の次にランタン点火後、食事前のこのひと時がたまらなく好きだ。
今夜の食事はなんだろうなぁ…
楽しい夜がこれから訪れるなぁ…
そんなひと時が…まだ子供だった頃、小学5年の夏の夕方を思い出すから。
日の長い夏の夕方は食事が美味い。
17時早々に仕事を終えてまだ明るさの残るビアガーデンで
仲間と乾杯する時のあの高揚感に似ているかもしれない。
良く考えて見れば、キャンプメシに比べれば…
仙台のビアガーデンに並んだ冷凍調理食品なんて美味いわけがないけれど。
ソトメシが美味い…これは科学的に解明されていると聞いたことがある。
人の味覚は五感の中で最も優先順位の低い感覚器なのだそうだ。
騒音の中での食事やテレビを見ながらの食事は、視覚・聴覚に感覚神経を奪われて
味覚が劣ってしまう。
航空機の機内食がマズイのもコレが原因だと言われている。
食事は(テレビなど押売りの情報ソースのない)ゆったりできる環境で
好きな音楽や鳥の声を聴きながらリラックスした状態で頂くと、
研ぎ澄まされた味覚で美味しいものを本当に美味しく感じる事が出来る。
だからキャンプ飯は絶対に美味い。
皆で数台の焚火を囲み…日中の流しそうめんで使った青竹で酒器を作った。
まるひろさんからノコギリを借りて夫婦二人自分で自分の分の竹グラスを作り
そんな珍しい事をしたものだから…ウィスキーじゃなく焼酎で乾杯だ。
花火に一喜一憂しつつ
口に運ぶお湯割りの焼酎がたまらなく美味かった。
那須の夜をなめきっていた仙台からやってきた夫婦は、あまりに薄着すぎて耐えられず
22時自分のサイトに戻りタープ下焚火を楽しみつつ暖を取った。
いい夜になった。
翌朝AM5:30起床サイトは木々に囲まれていて朝日に間に合った。
朝露があらゆるものを濡らしていた。
朝露があまりにキラキラと光っているから寄ってみると…
草の一本一本に細かく水滴が付いていた。
大人になってキャンプをし、ここに来るまで朝露の付き方なんて知らなかったんだな…
いいや、そもそも朝露になんて興味も疑問も抱いた事なんてなかった。
自然に親しむということは、当たり前だとスルーし続けてきた自然に興味を持ち疑問を感じ
知ってゆく事なのだと今更ながら実感する。
私達がこの世に産まれ出るずっと前から続く営みがあらゆる所に存在し今後も変わらず繰り返される。
(ガーさんにこんにちは)
万物の営みを1ミリでもいいから感じ取るのもキャンプの醍醐味だ。
ガーン…真ん中が錆びてる
シュラフが小さく畳まれ固くなったら撤収だ。
今回キャンプの収穫は増えた仲間と青竹の酒器とクワドリフォリオ
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- EXTRA ENDING -
本日のTKG
NKTG 煮汁かけ卵ご飯
煮汁の正体は…
朝から俺たち何食ってんだろう…か~ら~の~鯛の兜煮ってオイ!!
美味いに決まってるって!
今回の加齢臭キャンプにてご一緒して頂いた皆様
心より感謝申し上げますm(_ _)m
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