『年越し@雪中キャンプ』12/31〜1/2 フォレストパークあだたら

劇団にひき

2015年01月08日 22:41



大晦日から元旦二日と昨年の年越しはフォレストパークあだたらにて温泉キャンプ三昧だった。年末、27日から翌4日までという冬季休暇、年越しの予約は随分前から済んでいたが、雪と低気圧と風が気がかりで、何度か躊躇と葛藤を繰り返した末…

大晦日の午前8時、荷物満載での出発となった。




現地まであと、数百メートルという辺りから、道路は圧雪となり、日陰のカーブは完全なアイスバーン…氷の上に更に積雪があり、アジア産のスタッドレスでは早くも歯が立たなくなった。



今回で二度目となるあだたら高原とはいえ雪が降れば雪山に違いない、装備に抜かりは許されない。



そんな思いで、秘密兵器ヨーロッパ製布チェーン『オートソック』を最後に車に積んでいた。いつもの保険である。

受付を済ませサイトに着くと、そこは想定通り30センチの新雪の状態。牛野ダムでは足で踏み固めたものだが、流石に18平米以上を二人の足で平らに固めるのは体力的にも(二人合わせて90歳)クオリティ的にも(寝床が凸凹)選択としてはよろしくない。

そこで、雪を楽しむという選択は早々に捨て、邪道ながら車で一気に踏み固める事にした。恐る恐る新雪にタイヤを入れると、1メートルも進めずスタック。早速のバチ当たりだったが、これも想定通り。タイヤに靴下を履かせるようにオートソックを装着。 ヨーロッパ製の布チェーンでJAFにも採用される心強いタイヤ靴下だ。



時間にして一本あたり約2分。ここに時間が掛かると、設営を始める前に心が折れてしまう。
サイト内をタイヤで一気に踏み固め、難なく設営開始となった。



時折、雪が舞い、風はないが素手では凍ってしまう。とは言え、設営がある程度終わった頃には、全身汗ばみ額の汗を拭うと、設営用のゴムびき軍手はズッシリと重くなった。

ビールを雪に埋め冷やす。




元旦を祝う純米大吟醸も新聞紙に包まれたまま雪に刺す。




幕の中では妻が天然のアルコールクーラーをあつらえていた。

ワイルドさはカケラもないが、いいキャンプ場だ。サイト料金を払い入場してしまえば、アルカリ泉質の温泉に入り放題という点が、雪中キャンプには何よりも心強い。

ウォシュレット完備でお湯も使える高規格。
我が家にとっては、正月特別のような選択。

四時を回った頃にはテント内はすでに真っ暗だ。直ぐに明かりの準備を始めた。 プレヒートをアルコールで行い、ヴィンテージM320はポンピング二回で無事着火、その後、30回ほど、ユックリと圧力を確かめながらポンピングを行い明かりと少しばかりの熱源を手に入れた。




幕内温度は14℃、少し肌寒いが、防寒に抜かりのない私と妻には快適な空間となった。

今年(昨年)一年、狂ったようにキャンプにハマってからというもの、周りが呆れるくらいのキャンプ三昧を振り返り、新しい年を迎える準備を整えた。



暖かい食べ物、ご馳走の酒、ビードロの酒器、そして達成感と充実感。



毎度、同じようにキャンプをし、汗をかきながら設営撤収を繰り返し、帰宅するとヘトヘトになり、それでもキャンプにまた来る二人。腰が痛くても、腱鞘炎に悲鳴をあげようと、どうしてもここにまた帰ってくる。




つらい事がある反面、喜びはその分バイアスがかかり、さらに過熱する。そんな頭の中を分析しつつ、家では決してやらない事を楽しみつつ、やはりここに二人のゴールがある様な気持ちになった。



前回、牛野ダムでは雪で小枝が拾えず焚火の着火に苦戦した反省に今回は手斧を持参した。



鉈よりも力が要らず、腱鞘炎の私には丁度いいというセレクトだったが、重い。
実際一発でスコンっと音と共に薪が二つに割れ左右に飛ぶ時はさほどではないが、そこを外してしまい何度も薪ごと地面に叩いてしまうようなシチュエーションでは全く腱鞘炎には良くない事を知る事になる。



時折強く吹く風は東から西へ吹く風へと変わっていた。
今、低気圧は福島県上空を横切っている最中かもしれない。

夜朝と焚火を終えるとそこには、熱で露出したもともとの地面と、熱で溶けた氷が結晶化したような毛羽立った姿を残していた。そんな自然のなせる業を垣間見るのも冬キャンプの醍醐味。



防寒のために雪で埋めたスカートが5センチ強の氷に覆われ、さらに昨晩降った雪が積もりそれはそれは体力のいる撤収を余儀なくされた。手首は限界を超え、寒さに手足はかじかみ、汗をかけばたちまち体温を奪われる、腰痛持ちの私にはしゃがみながらの作業が何よりキツかった。

氷をハンマーで割り、お湯で溶かしながらペグを探し、またハンマーで氷を割る。ツールームを一周、45分かかった。



こんな撤収もあるのだな。
正月早々三歳は老けたに違いない。


2014は目まぐるしく駆け回った一年だった。仕事中心の生活がいつしかキャンプ中心のものに変わった一年でもあった。



何事も先入観はよろしくない。やって見なければ分からないからだ。
しかし、やらなくていい事に時間をかけなくても先が分かることもある。
経験が無駄な時間を減らしてくれるからだ。



2015は少しスローに時間が流れる筈だ。

新しい目論見を実現しようと思わせてくれた、いい正月雪中キャンプになった。



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