キャプスタvsスノピ その1 妻が死ぬほど気に入ったキャンプ場

劇団にひき

2020年06月30日 12:01

「新潟に行こう」

そう決めたのは2020年初頭のことだった。

SNOW PEAK headquarters で年越しをした

ブログ友ゴロMATSU君の影響だったかも知れない。

ところが季節のよくなる4月〜5月

目論んでいた新潟行きは

残念ながらコロナ自粛で却下となった。







以来、二ヶ月半の間に新潟キャンプ旅のプランニングを

何度も何度も練ることになったわけだが…

どうにも思い描いたような情報に辿り着けず難航を繰り返した。

こんな時はメジャーなところから攻めるのが鉄則。

何せ今や世界に誇るキャンプメーカーと金属加工技術を有する新潟

キャンパーならばここを聖地と言わずして

何をか言わんやそんな私にとっての新潟である。



そんな動機で向かった三条市

今回は二日間かけてキャプスタの息のかかったキャンプ場と

SNOW PEAK本社キャンプ場の二箇所を回るというキャンププラン

真ん中にはかの有名な寺泊の海鮮市場へ

シーフードを仕入れに行き

三条ラーメンを堪能するプチ観光をインサート

1日目は

キャプテンスタッグ®︎八木ケ鼻オートキャンプ場

八木ケ鼻という景勝地に隣接のオートキャンプ場







令和二年の今年はパール金属が三条市より

ネーミングライツを取得しており

同社のキャンプブランド名がそのまま名称に使われている。

レンタル品等も全てキャプスタ販売品も全てキャプスタ

実に新鮮である。

素晴らしい青空に迎えられたわけだが…

私の正直な第一印象は「やっちまったの高規格かぁ…」

そんな具合にどちらかと言えばネガティブ寄りだった。







無論、事前情報として分かっていたわけだが

区画の綺麗な高規格キャンプ場というのは

どうにも宅地分譲地のように見えて仕方がなく

どちらかと言えば自然との触れ合いや

野性味とは無縁なキャンプをついつい想像してしまったわけだが…

管理人さんに親切にもサイトのご案内を受け

設営を終えると、その印象はガラリ変わることとなった。







その理由はいくつかあったが真っ先に感じたのは高品質なフィールド

ペグ1本を打ち込んで分かったのだがハンマーに感じる

打撃の感触が実に良かったのだ。

程よく抵抗がありつつも粘りのあるフィールド

そして密度の高い極上芝が素晴らしく

加えて圧巻だったのはひと区画の大きさだった。

通路で隔てられて川沿いと山側に5つずつという
(上記間違いでした川側7山側3のサイト構成です)

サイト構成となっていたが今回チェックインできたのは

不人気とされる山側の一番奥…これが凄まじく広い。

仕切りはないが電源がおおよその目安となっていて

お隣と離そうと思えば15m以上間隔を作る事も

可能だったかも知れない。

幕はペポ

すっかり妻のお気に入りとなった。







今回ペポはシールドルーフを追加

オリーブグリーンの純正品が販売されているが

どうにも色目が我が家のサイトに合わない事と

最大の狙いは降雨ではなく幕内温度の低下とし

amazonで激安タープとして一定評価のある

FRY FRY GOタープを選択し使用した。




このタープ サイズバリエーションが面白く

3×3〜3×5mと横長に展開しているのが特徴で

ペポのシールドルーフとしての使用ならば

3×5mサイズが純正品以上にハマる。







畳みサイズは非常に小さく実寸ではないが

30cm×10cm程度







内側はアルミ蒸着加工がなされており

遮光性はなかなかの物







ペポへの装着にはカラビナを使い

ペグダウンはゴム紐としている。







これにより手に入れらたのは真昼の安眠 笑

真っ暗になる事に加え

通常、夏のテント内で昼寝などは不可能だが…

可能性の模索をこのタープでしているわけである。

ちなみに外気温27℃程度であれば問題なく

涼しく過ごせる事を実証済み。







冬キャンプで装着すれば雪が滑り落ちる効果と

ダブルウォール化で結露軽減につながるだろう。

ただ、畳みが小さいことから分かるように

相当にペナペナで薄いためゴム紐装着のお陰もあって

風が5m近くになると凄まじいバタつきを見せる。

フィット感は素晴らしく安価で済む点を踏まえ

シーフードルーフとしては合格に思う。


何はともあれ

大盛りのジントニックで乾杯スタート







このキャンプ場の真骨頂をこの後

目の当たりにする事になる。

サイト正面のこの大きな建物

川を渡ったところにある温泉施設なのだが…

この温泉が実にキャンプ向けで凄かった。







サイトからは歩いて5分ほどの立地のため

殆どのキャンパーさんがこの温泉へ歩いていくのだが

キャンプ場からはチェックイン時に割引の

クーポンチケットが渡され午後5時以降はさらに割引となる。

それだけならばよくある温泉に変わりはないが

料金にはフェイスタオルとバスタオルの料金が含まれ

かつ、身体洗い用のガサガサタオルが浴室に完備

つまり着替えの衣服のみ持参するだけという親切さ




(新潟県観光協会HPより引用)


そしてこの眺望の良さ

いくつかある露天風呂からは八木ケ鼻と川

そしてキャンプサイトまでをも見渡せる

素晴らしいロケーション

これには我が家の妻もご機嫌になった。







美しい芝のキャンプサイト

眺望の良い温泉施設

この時点で次もここには寄りたいと妻

日が落ちると一匹の蛍がサイトを訪れた。







虫も少なく目の前には蛍の舞

今年初めての蛍とここで出逢おうとは…

そして何よりも感動があったのは







新潟キャンパーのマナーの良さ

サイトには9名1組のグルキャンもいたのだが

21時過ぎには物音一つ聴こえてこない

たまたまだったのかも知れないが

スノーピーク 、ユニフレーム、キャプテンスタッグという

三大メーカーを有する新潟に相応しい

レベルの高さを垣間見た夜となった。


これだからキャンプはやめられない


キャプスタvsスノピ その2へ続く



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