ブナの森で生豆を焚火焙煎 本編 (再投稿)

劇団にひき

2015年08月27日 17:29

2015/08/16
からのつづき


ブナの森が美しい真湯野営場この緑を背景に今回は緑がかったコーヒー生豆から焚火でローストを楽しむ。

前回の…
2015/08/10


前回記事では酸化して香りのなくなったコーヒー豆を深煎りに追加ローストすると

美味しいシティローストの風味高いコーヒーに生まれ変わるのか?

これを実験検証…見事、美味しいコーヒーへと生まれ変わることが明らかになったが…

どうせなら生豆から自分でローストすればより美味しい本気の焙煎したてが味わえるじゃん!

と思い立ち、生豆を仕入れそれを焚火で焙煎したらどうなるかの検証だ。









今回、用意したのはこの道具。

前回とほぼ変わりはないが…焙煎手網に変更がある。

① コーヒーサイフォン
② コーヒーミル(家庭用の20歳もの)
③ 100均製折畳み手付き水切り網(150円 深さが気に入った)
④ 100均製粉ふるい(上記とほぼ同サイズで蓋としてカチッとハマる直径)
⑤ コーヒー生豆(産地アフリカ)









水切り網にコーヒー生豆を分量分セットし

粉ふるいを蓋にする。中身が見えて焙煎途中でもローストのプロセスが

分かりやすいだろうとこの組み合わせとした。









前回はシングルバーナーを使用しガスによる熱源だったが…

今回は焚火を熱源として、直火焙煎を行う。

二十代三十代の頃、アホみたいに飲んだ缶コーヒーKIRIN FIRE これも直火を売りにしていたはず。

豆にムラなく直火が当たるようにひたすらクルクル回す。

今回は蓋があるので中華鍋を振るような動きも出来るのがポイント…表裏のムラを許さない仕様。

一箇所に長く直火が当たるとあっという間に焦げ付くのでそこだけを注意する。

火力に関してはあまり強いと持ち手が熱くなるため、広葉樹薪を使用し

かなりチロチロ燃える炎を心掛けた。

焚火は煙が気になる…雑味になるかも知れないが、逆に香ばしさが加わる効果も期待できる。

音はジャラジャラと小気味よくリズミカルに響くと楽しさも倍増した。









直火焙煎をスタートすると生豆から薄皮が次々に剥がれていく。

火の粉の様に辺りに飛び散るので、自宅のガスコンロでコレをやると掃除が必要となる。

自宅で焙煎するなら一度生豆を手早く米を研ぐように水洗いをすると薄皮が取れると

コーヒーの師匠から教わった…

逆を言うと、キャンプ焚火での焙煎作業は環境的には理想的だと言える。

色を確認しながらひたすらシャリシャリする事、5分程度

この辺からは一気に真っ黒焦げになりやすいので、15秒毎に色味を確認しながら頃合いを見た。

出来上がりは、こんな慎重にやる必要がなかったなぁと思わせる様ないい感じ。

目安は生豆の色艶で見極めるが…基本はパチパチとハゼる回数。

二回ハゼ後、ローストが深くなると、豆は油分が出て来て光沢が出る。

この光沢が手網焙煎時には目安になる事がやっていくうちに分かってきた。









青臭かった緑の生豆がわずか数分でいい色になる。

ところどころ丸焦げ豆もある様だが…味への影響はいかほどか?

挽いてみると、見事なコーヒーの芳香が辺りに漂った…期待感はうなぎ登りに上がって行く。









さぁて、いよいよサイフォン抽出だ。

歳甲斐もなくドキドキである 笑

ここでポシャったらすべてが台無しと思うとプレッシャーを感じる。









出来上がった。

サイフォンによる抽出も上々だ。








だ だ 大成功!っす!


比較的、豆の味に左右されない深煎りからのチャレンジだったのもあるが

コク深く薫り高い至高のコーヒーが楽しめた。これ結構感動。

やってみての感想としては…自家焙煎(自己焙煎)というと何やら敷居の高さを感じたり

上手く出来るかなぁと躊躇ったりしがちだが、実は超簡単というのが良く分かる。

コーヒーの世界は身近なものの割に凝り出すと意外にニッチでありその道具は結構高価だったりする。

高価であればあるほどそれが価値になるのはキャンプ道具と変わらない。

しかしながら、私程度の舌を満足させるくらいであれば、実は100均道具で賄える。

こんな気づきが大事だなぁと思った。



生豆焙煎黒帯ゲット!



もちろん最も一般的なハンドドリップでも楽しめるので、コーヒー好きは是非お試しを!

温かい豆のままドリップをするとモリモリ豆が盛り上がって

俗に言うハンバーグの様なヴィジュアルドリップを楽しめます。





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誤って記事の消去をしてしまいましたので再投稿記事となります。
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