特別なキャンプをとびきりの献立で過ごす日本の真ん中キャンプ

劇団にひき

2018年04月02日 10:02

昨年 夏以来となる連泊キャンプ旅に出た。

これから夫婦二人新たな人生のスタート

門出を祝うキャンプ旅という名目だ。

今回向かったのはこれまでとは逆方向

冬季閉鎖のキャンプ地が多い北東北は諦め南を目指す!

昨年の秋本番、裏磐梯、
2017/09/27

で共にキャンプした

polepole家 へりさんと別れ際に交わした「次回はふもとっぱらで」

別れの挨拶の実現の旅という位置付けである。







ご家族との用事でヘリさんとお会いする事は出来なかったが

polepole家とSuikaさん二組のキャンパーご夫婦と

時間を共にすることができた。







必ずしも富士山が観れるとは限らないふもとっぱら

二日を要し、無事富士山との対面を果たし

polepole家からおすすめ頂いたキャンプ地に着いたのは

自宅を出発して三日目の事だった。







ふもとっぱらを早朝に撤収し

富士五湖をサラッと観て回り

一路、山梨へと向かう。

妻がどうかはわからないが私にとって山梨は

キャンプ地として大きな興味があった。

なにせ、東北人の私にとって山梨県は日本の真ん中イメージがあり

加えて途轍もないキャンパー人口を抱える関東圏

日々その情報は更新され常にその情報に触れてきたからに他ならない。







行った事はないけれど(写真等で)観た事は何度もある。

それが果たして『憧れ』と呼べるものなのかどうかは

『百聞は一見に如かず』行ってみなければ分からない。







到着すると妻が嬉々とした表情でこう言った。

「良かった!あいてるあいてる!」

PINE WOOD キャンプ場 一段目の事らしい。

どうやら景色を独占できる見晴らしの良さで一番人気のサイトとの事。







決して天気は良くないが、見晴らしは最高で夜景が綺麗そうだ。

一見すると手作り感満載で、まるで人様の庭先で

キャンプをさせてもらっている印象があるが

朴訥とでも言おうか…『ゆるキャン△』さながらに

この風景を目に焼き付けるのも悪くない選択だと素直に思った。







キャンプ旅としては二箇所目、明日の予報は雨

ふもとっぱらで乾燥撤収したCABANONは封印し

ビッグアグネス×タトンカ1TCを設営した。

崖に近い立地なだけに風の心配もあったが

予報では雨だけで風は吹かないとの事

フロントを240ポールとし他の3本を180の段違いで設営した。







途中、買い物で寄ったスーパーでは私にとって大発見があった。

なんと既に終売となっているニッカクロスオーバーが

ズラリと売れ残り並んでいたのだ。




amazonではまだ定価で買えるとは言え

この発見に飛び上がり、思わずの大人買い

一本だけ残して売場に並んでいた全てをカゴに入れた。

このキャンプはこいつがあるだけで既に大成功なのだ。







夜景の綺麗なキャンプ場は過去にも何箇所か経験があるが

思い返せば、今はキャンプができなくなってしまったり

冬季閉鎖だったりとかくガヤガヤしていたり







夜景が観れることは一つの価値ではあるが

それを静かに味わえることが重要だ。

その点、ここは心ゆくまで静かに街灯りを眺めることのできる

数少ない価値ある営地に違いない。

その期待感から徐々にテンションは上がっていった。







夜が始まると

瞬く間に灯りは増えていき

見事な景観が完成した。

これぞこの地の真骨頂







そんな見事な夜景を観ながら食べるのは







1年ぶりのチーズフォンデュ

「夜景にはこの手のオカズがレストランっぽくて似合うでしょ」

妻の目論見はいつも外すことはない大当たり




うほほーーーのびのびサイコーー!!







キャンプの満足感は至るところに転がっているものだが

食事で満足が得られる…コレは最高レベル。

それがキャンプ







つい夕刻までは人様の庭先で…

なんて思いが拭えなかったのだがどうだろう

夜ともなれば丘の上の夜景の美しいレストラン







そんなキャンプに感無量の夜

夜景のあるキャンプはやっぱり一味も二味も違うものなんだな。

夫婦二人の門出にふさわしい素晴らしい夜だった。。







翌朝は予報通りの雨の朝

昨夜と打って変わって視界10mの靄の中







ビッグアグネスの結露は酷いもので

朝から乾燥のためにプレッシャーランタンを

フライの中で点灯してみる。

コレは使えるいい作戦だった。







朝食はこれまた久々のキューピービストロクイック




朝からご馳走気分で満腹のスタート







とどのつまりキャンプはどこでやっても楽しいし

初めて目にする景色景観は大きな満足があるものだ。

ただ、もう一つ加えるなら

特別なキャンプには美味いキャンプ飯と美味い酒があればザ・ベスト


これだからキャンプはやめられない





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