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今日もどこかで野遊びを…

とある夫婦の野遊びの記憶です

福島一極寒と言われるいわなの郷の夜

   

福島一極寒と言われるいわなの郷の夜


今年は年初から美しく神々しい初日出が

拝めたお陰からか心機一転の

スタートが切れた気がしていた。

何か良い一年になりそう

…過去三年のズタズタの状況から一転

そのような心境になれたのはお天道様のお陰様

そんな具合に呑気に構えていたら…

年始早々激務が待っていたものだ。


福島一極寒と言われるいわなの郷の夜


久し振りのキタキタキタという武者震いにも近い感覚

第一週で身体の疲れはピークを迎えたが

心は晴れやか

仕事が忙しい…かつて稀なる幸福感に満たされた。


福島一極寒と言われるいわなの郷の夜


こうなると営地の選択はたやすく

温泉&キャンプが可能でできるだけ近場

しかも…この日は久しぶりも久しぶり

杜の手羽先さんよりお声がけがあり

ご一緒する事に。

手羽さんからして見れば随分遠くなるけれど

川内村いわなの郷を会場とした。


福島一極寒と言われるいわなの郷の夜


福島県内でも有数の低気温のキャンプ地だからと

焚火は二台体制でのスタート


福島一極寒と言われるいわなの郷の夜


手羽さんはソロ参加という事で

ヒルバーグ スタイカ

我が家とはジャンル違いながら

ハイエンドソロ幕を手に入れた手羽さんは

輝いていた。


福島一極寒と言われるいわなの郷の夜


久し振りの乾杯

手羽さんにはカバラン缶を進呈

手羽さんからは泡ものを二本頂いた。

あ!?得しちゃった?笑

思い返せば手羽さんとはかれこれ

8、9年の付き合い

牛野ダムで挨拶するだけの関係から

毎週顔を突き合わせキャンプをする仲になり

私達が福島に来て少しブランクはできたけれど

結婚式にも呼んでもらって

LINEではずーっと繋がってきたキャンプ仲間

年越しで盟友kimu君と一緒だった事もあり

昔の仲間とのキャンプはある種

原点回帰そのものという感覚があった。


福島一極寒と言われるいわなの郷の夜


数年振りに忙しい一月を終えた今思えば…

幸先の良い今年のスタートは

昔の仲間がもたらしてくれたとも思うのだ。


福島一極寒と言われるいわなの郷の夜


到着が遅くなったわけではないが

あっという間に夕刻を迎えていたのは

久し振りの再会に少しギクシャクしつつも

濃密な時間だったからに違いない。


福島一極寒と言われるいわなの郷の夜


ギクシャクの理由は少し分かっていて

昨年10月末のこと、手羽さんちの愛猫

菊次郎が虹の橋へ行ってしまったから。

随分と手羽さんは無理をしていたのだと思う。

私達夫婦だって…キャンプ猫だなんだと

今でこそ明るく過ごせているものの

二年前に同じく虹の橋へと旅立った愛猫ナツの事は

一日たりとも忘れる事ができないでいる。

思い出しては涙目になるわけで…

それほどにペットロスという病は重篤なもの。

手羽さんには菊次郎のためにも自分のためにも

厳しい野生を今生きる猫達のためにも

次の子を迎えて欲しいと気持ちを伝えた。


福島一極寒と言われるいわなの郷の夜


もちろんランタンを点ける頃には

昔話にも花が咲き、あの頃を取り戻していた。


福島一極寒と言われるいわなの郷の夜


焚火の鎮火を待ち

言葉少なにモルトを傾ける時間は

随分と冷え込みを感じはじめていた。


福島一極寒と言われるいわなの郷の夜


手羽さんのソロストーブは今回

オールペレット燃料

ペレットの勢いのある炎は

私には鎮魂の祈り火に見えていた。


福島一極寒と言われるいわなの郷の夜


さぁ寒いからそろそろテントインして

二次会にしよう


福島一極寒と言われるいわなの郷の夜

福島一極寒と言われるいわなの郷の夜


幕の中には手羽さんのテーブルを

お借りして三人が寛げるスペースを確保


福島一極寒と言われるいわなの郷の夜


ここで再び手羽さんよりとっておきの

おふるまい


福島一極寒と言われるいわなの郷の夜


負けた

負けたな笑


福島一極寒と言われるいわなの郷の夜


色んな話をしたけれど

その大半は猫の話だった。


福島一極寒と言われるいわなの郷の夜


何せそこに猫がいるものだから

猫を避けてなど通れないわけで

それでもだいずはいい仕事をしたと

褒めてあげたい。

かれこれ一時間近く手羽さんの膝の上に

いてくれたから。


福島一極寒と言われるいわなの郷の夜


猫は不思議な動物で

普段は素っ気ないったらありゃしないのに

具合が悪かったり落ち込んだりする時

いつの間にかそばにいて

寄り添ってくれたりする生き物。

この夜、菊次郎の話題で少しトーンの低い

手羽さんの感情をだいずが読み取ったなんて事は

決してないと思っている。

ただ甘えん坊のベクトルが手羽さんに注がれた事は

やもすると手羽さんを余計に

寂しくさせたかも知れないけれど…

その温もりが菊次郎との日々を甦らせ

1ミリでも癒しになったなら手羽さんも

次の一歩を踏み出すきっかけになったと思う。

だってさ、菊次郎に感謝があるでしょ?

猫から何かを与えてもらってた感謝がね。


福島一極寒と言われるいわなの郷の夜


因みに私はこう思っている。

キャンプ猫と過ごすキャンプは

夫婦二人キャンプより明らかに素晴らしいし

普段の生活もそう。

猫愛はとどまることを知らず愛猫のみならず

野良ちゃん達でさえ今や愛おしく思う。

そんな事もあって今は近隣の保護猫の

活動をされている団体用の募金箱を置いてみたり

微力ではあるけれど力になれたらなぁと…。


福島一極寒と言われるいわなの郷の夜



何年か前に『鏡は先に笑わない』って本が

話題になった。

相手との関係を決めるのは自分自身の在り方次第

そんな意味で…

営業の訓練を受けた人なら誰でも周知の事だけど

自らの行動でしか未来は開けないと解釈している。

新たな猫を迎える事で何かが好転する事も

きっとあるし


福島一極寒と言われるいわなの郷の夜


その行動そのものが

心の穴を埋める近道なんだよって


福島一極寒と言われるいわなの郷の夜


猫達は教えてくれている。

過去三年

私達を取り巻く状況が酷すぎて前を向く事すら

はばかられたのは昨年までで終わり

そうじゃなくてもそう考えて

前を向こうと思っている。


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