警報級の豪雪そんな予報の6泊7日テント泊①
令和3年は誰が何と言おうと
雪中キャンプ当たり年
年越しキャンプを皮切りに雪中キャンプが
続いている。
前回エンゼルフォレスト那須白河において
「二泊じゃ足りない」そう素直に思った。
これはブロガー大先輩のkaoruさんご夫妻の
影響がとにかく大きかった。
何せ前回私達がチェックインした時点で
既にご夫妻は五泊を消化していたからだ。
それを知った時に実に新鮮な興味が湧いたもの。
考えてみればキャンプ旅だなんだと
連泊のキャンプはこれまで何度も
やってきたけれど、同じ場所での
定住連泊はフォレストパークあだたらでの
最大五泊が最高でそれ以外は?
となるとブログ開設以前に吹上高原に五泊と
実は数えるほどしかなかったわけで
それも遠い昔の話。
いずれにせよ雪中での連泊は二泊程度の
ものが多く長期連泊はできてなかったため
自粛で仕事が出来ない今しかチャンスはない
そう考えるに至ったのは自然な事だったように思う。
かくして、二日間のインターバルで
入念な準備に取り掛かり
長期連泊に耐えうるBAHARIに幕を変え
再びこの地にテン泊する事となった。
初日は前回叶わなかった事の実践から
kaoruさん達と焚火を囲む事に…。
ソーシャルディスタンスを考え
焚火台二台を使い3m以上の距離を取るために
焚火場に雪を固め土台から
作ってくれていたのには感激だった。
時間帯も夕刻から20時程までと
僅かな時間ではあったけれど和やかで
色々と勉強になる話を伺ったものだった。
チェックイン前日に再び降雪があり
またしても新雪の設営だったのだが
エンゼルフォレストは電源の位置が
非常に遠いため幕営場所が電源ケーブルの
長さに合わせる必要が生じ
広大な面積の雪固めを要したもの。
幕の中のレイアウトはこれまでとは変え
後方窓際にコタツを配置し二人並んで
窓の方を向いて座り景色を存分に楽しむ
初めてのレイアウトに
前方窓にはタープ下の
焚火リビングが見える。
青い空に透き通った空気
白い雪のフィールドに煉瓦色のBAHARIは
どこまでも映えていた。
天気はすこぶる良く理想のコンディション
積雪は約30cmだが…
連泊のこの約一週間には先行き不穏な
予報が出ておりそれを信じるならば
警報級の豪雪が待ち受けている事になる。
コンディションの良いうちに
出来ることはやっておかなければならない。
雪解けで緩んだペグの打ち直しや
フロアレスなので浸水しそうな箇所のチェック
そしてクリアウォールの取付け強化など…
後は、不具合発生時の対処とした。
雪があるだけでこれほどに
素晴らしいキャンプ地
タープ下にあつらえた囲炉裏テーブルを囲み
二日目は雪景色を堪能しながらのランチ
野鳥の囀りに耳を澄ます平日キャンプ
このところは日曜出撃の私達ですら
キャンプ地の混雑を感じていただけに
この静けさはそれだけで
たまらない贅沢に思えた。
あっという間の二泊目ではあるが
持て余す時間の全ては
今を満喫するためのもの
窓に映る斜陽さえ愛おしく感じる
密度の濃い時間だった。
日没の訪れランタンの着火から
始まる夜
この日、日中の日射しで雪がかなり溶けたせいで
タープ下のリビングは一部がスケートリンクの様な
氷の地表に変わっていた。
気温はぐんぐん下がっている。
トワイライトを待ち
焚火に点火する
何もこんな寒い中わざわざ焚火しなくても
そう思う人もいるだろうけれど
これが我が家の冬キャンプスタイル
生火輻射熱ある焚火こそ最上という位置付けだから
それを箱に入れてしまう薪ストーブ以上という定義
ついでにこんな寒さの中でわざわざ
焚火前で揚げ物を
揚げてしまったりする妻
それがキャンプ
口に入れた瞬間火傷しそうなほど
熱々のうちに頬張る春巻きは
サックサク過ぎて久々に箸が止まらなくなった。
横一列に背を低くして燃える
極上の焚火を眺め悦に浸る。
amazonに出ている真鍮DIETZ
ナニコレ?な値段に驚いた驚いた。
十分寒いし幕に入ればいいのだけれど
このひと時を終わらせることができず
わざわざ手指を焚火にかざして
温めてみたり
酒をロックに変えてみたりと
悪足掻きは長く続いた。
ストーブの点火のためにBAHARIに入ると
外は−9.5℃ 「どおりで寒いはずだよ」
それなのに口元に笑みが溢れているのは
この寒さを歓迎しているからに
他ならない。
翌朝は本年二度目の二桁氷点下
前回見ることの出来た背の高い樹木に霜のつく
いわゆる樹霜(ジュソウ)という現象は
低木だけに見ることが出来た。
まもなく朝日が顔を出す。
三日目朝も良く晴れ
連泊中日のゆったりと流れる時間をひしひしと感じたもの。
インド独立の指導者マハトマガンジーが
かつてこんな言葉を残している
There is more to life than increasing its speed.
速度を上げるばかりが人生ではない。
長期の連泊となると
停滞しっぱなしの仕事が心配でついぞ
こんな事してて大丈夫か俺?
などと心から楽しめない事態になる事があるのだけれど…
この言葉をたまたまネットで見つけたお陰で
時間そのものを満喫できていた
それがキャンプ
続きます。
にほんブログ村皆様の励ましにいつも感謝しております!
雪中キャンプ当たり年
年越しキャンプを皮切りに雪中キャンプが
続いている。
前回エンゼルフォレスト那須白河において
「二泊じゃ足りない」そう素直に思った。
これはブロガー大先輩のkaoruさんご夫妻の
影響がとにかく大きかった。
何せ前回私達がチェックインした時点で
既にご夫妻は五泊を消化していたからだ。
それを知った時に実に新鮮な興味が湧いたもの。
考えてみればキャンプ旅だなんだと
連泊のキャンプはこれまで何度も
やってきたけれど、同じ場所での
定住連泊はフォレストパークあだたらでの
最大五泊が最高でそれ以外は?
となるとブログ開設以前に吹上高原に五泊と
実は数えるほどしかなかったわけで
それも遠い昔の話。
いずれにせよ雪中での連泊は二泊程度の
ものが多く長期連泊はできてなかったため
自粛で仕事が出来ない今しかチャンスはない
そう考えるに至ったのは自然な事だったように思う。
かくして、二日間のインターバルで
入念な準備に取り掛かり
長期連泊に耐えうるBAHARIに幕を変え
再びこの地にテン泊する事となった。
初日は前回叶わなかった事の実践から
kaoruさん達と焚火を囲む事に…。
ソーシャルディスタンスを考え
焚火台二台を使い3m以上の距離を取るために
焚火場に雪を固め土台から
作ってくれていたのには感激だった。
時間帯も夕刻から20時程までと
僅かな時間ではあったけれど和やかで
色々と勉強になる話を伺ったものだった。
チェックイン前日に再び降雪があり
またしても新雪の設営だったのだが
エンゼルフォレストは電源の位置が
非常に遠いため幕営場所が電源ケーブルの
長さに合わせる必要が生じ
広大な面積の雪固めを要したもの。
幕の中のレイアウトはこれまでとは変え
後方窓際にコタツを配置し二人並んで
窓の方を向いて座り景色を存分に楽しむ
初めてのレイアウトに
前方窓にはタープ下の
焚火リビングが見える。
青い空に透き通った空気
白い雪のフィールドに煉瓦色のBAHARIは
どこまでも映えていた。
天気はすこぶる良く理想のコンディション
積雪は約30cmだが…
連泊のこの約一週間には先行き不穏な
予報が出ておりそれを信じるならば
警報級の豪雪が待ち受けている事になる。
コンディションの良いうちに
出来ることはやっておかなければならない。
雪解けで緩んだペグの打ち直しや
フロアレスなので浸水しそうな箇所のチェック
そしてクリアウォールの取付け強化など…
後は、不具合発生時の対処とした。
雪があるだけでこれほどに
素晴らしいキャンプ地
タープ下にあつらえた囲炉裏テーブルを囲み
二日目は雪景色を堪能しながらのランチ
野鳥の囀りに耳を澄ます平日キャンプ
このところは日曜出撃の私達ですら
キャンプ地の混雑を感じていただけに
この静けさはそれだけで
たまらない贅沢に思えた。
あっという間の二泊目ではあるが
持て余す時間の全ては
今を満喫するためのもの
窓に映る斜陽さえ愛おしく感じる
密度の濃い時間だった。
日没の訪れランタンの着火から
始まる夜
この日、日中の日射しで雪がかなり溶けたせいで
タープ下のリビングは一部がスケートリンクの様な
氷の地表に変わっていた。
気温はぐんぐん下がっている。
トワイライトを待ち
焚火に点火する
何もこんな寒い中わざわざ焚火しなくても
そう思う人もいるだろうけれど
これが我が家の冬キャンプスタイル
生火輻射熱ある焚火こそ最上という位置付けだから
それを箱に入れてしまう薪ストーブ以上という定義
ついでにこんな寒さの中でわざわざ
焚火前で揚げ物を
揚げてしまったりする妻
それがキャンプ
口に入れた瞬間火傷しそうなほど
熱々のうちに頬張る春巻きは
サックサク過ぎて久々に箸が止まらなくなった。
横一列に背を低くして燃える
極上の焚火を眺め悦に浸る。
amazonに出ている真鍮DIETZ
ナニコレ?な値段に驚いた驚いた。
十分寒いし幕に入ればいいのだけれど
このひと時を終わらせることができず
わざわざ手指を焚火にかざして
温めてみたり
酒をロックに変えてみたりと
悪足掻きは長く続いた。
ストーブの点火のためにBAHARIに入ると
外は−9.5℃ 「どおりで寒いはずだよ」
それなのに口元に笑みが溢れているのは
この寒さを歓迎しているからに
他ならない。
翌朝は本年二度目の二桁氷点下
前回見ることの出来た背の高い樹木に霜のつく
いわゆる樹霜(ジュソウ)という現象は
低木だけに見ることが出来た。
まもなく朝日が顔を出す。
三日目朝も良く晴れ
連泊中日のゆったりと流れる時間をひしひしと感じたもの。
インド独立の指導者マハトマガンジーが
かつてこんな言葉を残している
There is more to life than increasing its speed.
速度を上げるばかりが人生ではない。
長期の連泊となると
停滞しっぱなしの仕事が心配でついぞ
こんな事してて大丈夫か俺?
などと心から楽しめない事態になる事があるのだけれど…
この言葉をたまたまネットで見つけたお陰で
時間そのものを満喫できていた
それがキャンプ
続きます。
にほんブログ村皆様の励ましにいつも感謝しております!
この記事へのコメント
このご時世ですから、暖かい幕の中にお誘いして、食べながら飲みながらの時間を共有できなかったのが残念です
でも、タープ下で焚き火を囲んでのトークは、厳しい寒さを吹き飛ばすほどの充実感を与えてくれました
美味しいお酒やおつまみ、ご馳走さまでした
こちらのブログはなかなか追いつきません(笑)
でも、タープ下で焚き火を囲んでのトークは、厳しい寒さを吹き飛ばすほどの充実感を与えてくれました
美味しいお酒やおつまみ、ご馳走さまでした
こちらのブログはなかなか追いつきません(笑)
Kaoru & Beetさん
こんにちは!
いえいえ我が家は真冬でも原則オープン
タープ下で過ごしますので最高でした^^
色々と準備して頂いてかえって恐縮です!
本来ですともっと色々出す予定でしたが
妻のお尻のお陰で遠くに行っちゃったので
結構手抜きになっておりました^^
やっぱり冬キャンプはいいですね!
こんにちは!
いえいえ我が家は真冬でも原則オープン
タープ下で過ごしますので最高でした^^
色々と準備して頂いてかえって恐縮です!
本来ですともっと色々出す予定でしたが
妻のお尻のお陰で遠くに行っちゃったので
結構手抜きになっておりました^^
やっぱり冬キャンプはいいですね!
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