「今週こそはほとりに行くから」

妻のコミットメントはここ数週間続いていたが

遂に、今年二度目となる







ほとりの遊びばキャンプ場に到着した。







この日の福島市の最高気温は34℃







「ココはやっぱり天国だーねー！」

決して天気は良いわけじゃないが

8月前半にしてこの気温は

裏磐梯ならでは







「先週にすれば良かったんだよねー」

そう、撤収となる明日の天気は90%の雨予報

「でも先週は風が凄かったっす！」

管理人のS君もてんてこ舞いだったと言う。







今週再びココにやって来たのは、次なる策を

色々聴いて欲しいとのS君からの連絡があったから。

先ずは乾杯！







今年は何とかトイレが形になり

来年こそは1ランク上の顧客サービスの拡充を

考えているとのこと。

キャンパー目線でこのキャンプ場がこうなったらどうか？

…を聴いて欲しかったようだ。







そのプラン…残念ながらこの記事でお伝えする事は出来ないが

この景色を愛し幕営する私達キャンパーにとっては

間違いなく有難いプランで…

もしそれが実現したなら

裏磐梯で3本の指に入るキャンプ場になる

そんな確信があった。







「来年が楽しみだなぁ」

「どんなことになっちゃうんだろうね？」

その場にいた全員が夢見る未来は眩しいくらい。

今このキャンプ場の姿を知りたかったなら

是非、今季中にココに来るべきだよなぁと

私の様なへそ曲がりは思う。

現状を知っているからこそ

新たなサービスの価値がわかり

素晴らしいアイデアだったと感謝が芽生えるから。



S君には前回約束していた昼飯を振舞った。









夕暮れが近づくとやっとお日様が顔を出した。

「ここってやっぱり全面木陰ってのが良いんだよね」

誰もが心地よいと感じるこのキャンプ場のウリは

景色もさることながら

その実、木陰の快適さにある。







ひとたび日が差すと全てが美しい木漏れ日に包まれ

いいとこだなぁという実感が生まれる。

今回、先客が何組かいた事が

とにかく嬉しかった。







木漏れ日の中から見る磐梯山は

どこに張っても美しい。







木陰の天然タープ

最高の空気をキャンパーに絶え間なく届けてくれていた。







IQOSを吸うS君にシガリロを献上した。







本物の葉巻とは程遠いけれど

時代を象徴する様に近年普及する加熱タバコの原点は

こういうものなんだという意味。







タバコが忌み嫌われる時代になったが

世界のスダンダードだったこの味を

知らずに禁煙なんてするもんじゃない。

古き良きものは形を変え姿を変え

紛い物になってゆくものだが

食べ物にしろ、タバコにしろ

酒にしろこのキャンプ場にしろ道具にしろ







始まりのソレを知っておく事に

意味があるし価値あることだと思っている。







磐梯山の西の空に、
が浮かんでいた。







調理をしない焚火はタープの外に置き

いつもより大きく焚いた。







焚火と磐梯山を背景にランタンに火を灯した。







いい雰囲気だよなぁ〜

最高だ！！











明日の天気は明朝から雨







少しでも撤収を楽にしようとTATONKAを畳み







濡れてもいいものだけを残して







この夜を終えた。







つか…

フルコットン幕なのにタープしまっちゃアカンでしょ！！


痛すぎる朝の撤収になったのは言うまでもない笑





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